2023年4月19日更新
Youth must go on~見えていないものが ほらそこに~
2020年の新型コロナインパクトから3年の月日が経ち、リアルな「楽しみ」「つながり」など、さまざまな場面で世界は大きな影響を受けました。それは、YMCAに集う大学生のリーダーたちにとっても例外ではありません。
演劇の世界に「Show must go on」(幕が上がったら、途中で何が起こったとしても、最後まで続けなければならない)という慣用句があることはご存知でしょうか。そこから派生した「Youth must go on~見えていないものが ほらそこに~」が、第54回全国YMCAリーダー研修会(以下、全リー研)のテーマです。同じように訳すならば、(途中で何が起こったとしても、ユースが最後まで課題に取り組んでいこう)です。「全リー研をただのイベントとして終わらせず、各YMCAでユースとして課題に向き合ってほしい」という、実行委員の願いが込められています。
今回も22年度に引き続き、宿泊対面形式で実施し、YMCAのつながりを感じることのできるプログラムを計画しています。また、激動の時代において、我々はどこへ向かい、何を目指すのか。ユースである自分たちにできることを探し、見出すことでユースエンパワーメントの想像を目指します。
実行委員長より
みなさんにとってYMCAはどんな場所ですか。私にとってYMCAは、自分がこの先も進んでいくために必要なことを教えてくれる場所です。苦しくなった時、自分の周りをぐるりと見回してみれば、意外と近くに何かがあるかもしれません。この研修会が、これからのリーダー生活、そしてこれからの自分を支えてくれる何かがに出会える場になるといいなと思います。
中名桃子(ピーチリーダー)
予告動画
概 要
テーマ:Youth must go on~見えていないものが ほらそこに~
主 催:全国YMCAウエルネス担当者会
主 管:公益財団法人 YMCAせとうち/NPO法人 姫路YMCA
協 力:ワイズメンズクラブ国際協会東日本区/西日本区
日 程:2023年5月4(木/休)~6日(土)2泊3日 14時開始・15時終了
会 場:倉敷市自然の家(岡山県倉敷市児島由加2708)にて宿泊対面式で行います。
送 迎:JR岡山駅西口バスロータリー
4日12時、JR岡山駅出発/6日16時30分、JR岡山駅到着予定です。
対 象:全国YMCAユースボランティアリーダー
原則としてリーダー経験が3年目以上であること。
もしくは、今後リーダーシップをとっていくことが期待され、各YMCAから推薦されたリーダーであること。
参加費:28,000円(税込)
定 員:80名
服 装
長袖・長ズボン(体温調節がしやすく、動きやすい服装で)
履き慣れた運動靴・帽子
※野外研修を多く予定しています。万が一の事故防止のためアクセサリー類は外してきてください。
また、ネイルや華美な化粧もお控えください。
持ち物
・2泊3日分の着替え(体温調節のしやすいもの/ 朝夕は冷えますので、羽織れるものがあると便利です)
・水筒 ・バスタオル ・洗面用具(シャンプー・ボディソープは常設されています)
・雨具(カッパ) ・軍手 ・懐中電灯
・筆記用具 ・体育館シューズ(上履き) ・常備薬(あれば) ・マスク
・自分の所属しているYMCAの紹介ならびにメンバー紹介(A3サイズ/所属YMCAで1枚)
※食事の際に、各YMCAの紹介タイムも予定しています。
・その他、必要だと思うもの
お願いならびに諸注意
・研修中、ユースボランティアリーダーは禁酒禁煙です。
・野外活動やキャンプでは「晴れでも雨支度、夏でも冬支度」と言われます。雨天の場合にも、屋外で活動をします。必ずカッパをご用意ください。
・マスクの着用を解消し、実施をしたいと考えています。そのために、全リー研前日(5/3)の17時までに抗原検査の実施をお願いします。
精度は100%ではありませんが、研究用で構いません。(Amazonなどのネットショップが格安でおすすめです)
マスクの着脱を強要することはありませんが、安心安全な全リー研とするため、ご協力をお願いします。
・研修期間中、ハラスメント(セクハラ・モラハラなど)対策本部も設置します。
・デジタルデトックスでの実施を予定しています。スマートフォンなどの使用は、就寝前にお部屋のみでご利用ください。
研修期間中の緊急連絡先は、倉敷市自然の家にご連絡ください。
※デジタルデトックスとは、一定期間スマートフォンやパソコンなどのデジタルデバイスとの距離を置くことでストレスを軽減し、現実世界でのコミュニケーションや、自然とのつながりにフォーカスする取り組みです。「デジタルデトックスはデジタルを完全に手放して生きよう」というものではありません。
より健全にデジタルデバイスやインターネットとつきあっていくために行うものです。電車に乗っている時、友人を待っている時間など、ふとした瞬間にスマホを見ないだけでも新たな気づきがあったり、新しい出会いがあったり、とポジティブな効果を体験することができます。
スケジュール(予定)
1日目:5月4日(木/休) | 2日目:5月5日(金) | 3日目:5月6日(土) |
開会礼拝 基調講演「モノの見方はいろいろあるよ」 ワークショップ「だっぴ」 キャンプファイヤー グループミーティング | 朝の礼拝 選択式ワークショップ① 選択式ワークショップ② キャンプソングナイト グループミーティング | グループ発表 ふりかえり 閉会礼拝 解散 |
プログラム紹介
基調講演
「モノの見方はいろいろあるよ」〜絵本を通じて、自分と向き合い 自分の思いを伝えてみよう!〜
講師:都築照代氏(つづきの絵本屋 代表)
絵本を通して、前向きに生きること、そして自分と向き合うことについて考えます。
だっぴ
講師:森分志学氏(NPO法人だっぴ 代表理事)
だっぴは一人ひとりの若者が自分らしく生き方を選び、人と人がつながり支え合う社会をつくるプロジェクトです。さまざまなの立場の人同士が、フラットに語らうことで、よりよく生きる可能性を見つけるプログラムです。
キャンプファイヤー
夜はキャンプファイヤーを楽しみます!
YMCAせとうち・姫路YMCAだけでなく、ゲームをしてくれるYMCAのリーダー募集中!みんなで楽しい時間を過ごしましょう!
選択式ワークショップ
①プロジェクトアドベンチャー(PA)
定員:25名×2回
講師:倉敷市自然の家スタッフ
倉敷市自然の家には4つのエレメントと呼ばれるPAがあります。
いずれもグループ内の交わりを持ち、楽しみながら関係性を深めることのできるアクティビティです。
②おもしろ野外料理
定員:25×2回
講師:YMCAせとうちスタッフ
普段とはひと味違った野外料理を楽しみます!
メニューはお楽しみ!!仲間とともに、美味しい料理を作りましょう!!
③フロストバレー式リーダートレーニング
定員:30名×2回
講師:池田麻梨子氏(東京YMCAスタッフ)
アメリカで二番目に大きなキャンプ場「フロストバレー」。
そこで実際に行なっているリーダートレーニングを簡単な英語を用いながら体験します。
英語が話せなくてもまったく問題ありません。
リーダートレーニングをしながら、少し多文化に気づきをもつプログラムです。
④シェアリングネイチャー
定員:20名×2回
講師:倉敷市自然の家スタッフ
倉敷市自然の家には、豊かな自然に囲まれています!
自然と向き合いながら、少しゆったりとした時間を過ごしてみませんか?
⑤スポーツ鬼ごっこ
定員:18×2回
講師:山上寛之氏(サムズアップ代表)
スポーツ鬼ごっこという種目をご存知でしょうか?
運動が得意な方も苦手な方も、誰でも楽しむことのできるアクティビティです!
⑥写真講座
定員:10名×2回
講師:森本二太郎(写真家)
レイチェル・カーソンの「センス・オブ・ワンダー」という本があります。
こどもの自然体験について書かれた名著ですが、講師の森本さんはその本の写真を撮られた写真家です。
写真撮影を通じて、自然を見る視点が少し変わるプログラムです。
※デジタルカメラでの参加をおすすめします。
コンパクトカメラ・一眼レフ・ミラーレスは問いません。(お持ちでない場合はスマートフォンで対応可/数名であればレンタル可)
キャンプソングナイト
YMCAキャンプにはキャンプソングがつきものです。
各YMCAのオリジナルキャンプソングを披露してみませんか?ギタリストも募集中!!
実行委員メンバー紹介
YMCAせとうち
中名桃子(ピーチリーダー)・藤澤りん花(ぶぅちゃんリーダー)
岡部優希(べっちリーダー)・藤村夏帆(ぴーなリーダー)
谷川琴美(トミーリーダー)・田邉香帆(トトリーダー)
戸川拓也(たっとリーダー)
姫路YMCA
北村葵(イルカリーダー)・安部将弥(くまリーダー)
表田龍毅(ととろリーダー)
チャプレン紹介
坂原 健司
太子キリスト教会 牧師
事前研修の様子
担当事務局・問い合わせ先
公益財団法人 YMCAせとうち
700-0821 岡山県岡山市北区中山下1-5-25
086-223-1509
総主事 太田 直宏
担当スタッフ 市川 愛・三ツ橋 武志・有安 紀
NPO法人 姫路YMCA
671-1502 兵庫県揖保郡太子町原白毛山921
総主事 八杉 光春
担当スタッフ 有安 紀