【香川】アドベンチャーキッズ11月例会のご報告

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 少し肌寒くなり始めました。先月までは半袖で駆け回っていたお友だちも長袖で高松駅に集合です。
11月のアドベンチャーキッズでは、五色台ビジターセンターへ行き、木工クラフトを行いました。

 午前中は、森の中に出かけクラフトの材料集め。大量のどんぐりや木の枝を拾い、持っていた袋は気づけばいっぱい。「これ、触れる?」などと話しながら、栗のいがを拾うお友だちも。森の中を方々と歩き回り、グループのお友だちともたくさんお話ができたようです。

 午後からはいよいよクラフト開始!山桜の輪切り材を土台に木の実や枝を立ててみたり、松ぼっくりを使ってツリーを作ってみたり、自由な発想で思いおもいに楽しむことができました。また、ノコギリやノミ、キリを使って、より本格的に工作するお友だちも。「リーダー、見て見て!」と力作を披露している姿が見られました。

 クラフトが終わった後は、グループタイム。クラフトハウスの前には広い芝生広場が広がっており、そこで鬼ごっこやかくれんぼをして楽しみました。風が吹いて寒いはずが、少しずつみんな薄着に。「暑くなっちゃった!」と寒さを吹き飛ばして遊ぶことができました。

プログラムチーフ:ねずリーダー

 最近のAI研究では、世界から少しずつ「色」が消え始めているそうです。たとえば車は30年前までは赤や青、緑の車が半数を占めていたものが、現在の日本では8割以上で白・グレー・黒が占めます。また、家やカーペットや家具、ファーストフードの店頭などの色も白やグレーなどが中心になってきています。

 その要因として、かつての木材・布といったものから、落ち着いた色のプラスチックや金属が増えているという要因が挙げられます。また、家や車で将来売却する際、「自分好みのカラフルなもの」や「個性的なもの」よりも、「汎用性の高い色調」のほうが売りやすいという要因もあるようです。そういった消費者の好みも変化し、多様化する中、10人が「素晴らしい」と思うよりも、1000人が「いい」という色やデザインのほうがリスクが少なくなるからです。

 世間では、そのような傾向があるものの、野外活動ではさまざまな色に触れていきたいと考えています。秋は、赤・黄・オレンジと鮮やかに葉っぱが色づきます。また、今回のクラフトでもこどもたちの作るクラフトは色々な色調のものが出来上がりました。このように、「自分の好きなもの」「自分の好きな色」など、自分の感性を大切に、いろいろな「自分の好き」を見つけていってもらいたいと思っています。プログラムディレクター:有安 紀

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