野外活動友の会４月例会「ネイチャーゲームをしよう」
場所：国立吉備青少年自然の家
メンバー：７８名 リーダー：２０名 スタッフ：２名
２０２３年の活動が始まりました。一つ学年が大きくなり、成長の喜びを感じているこどもたち。新しい１年にふさわしい、ぽかぽかの気持ちの良いお天気に恵まれました。
４月は、吉備中央町にある、国立吉備青少年自然の家に行きました。今回は、幼児セクションから小学生セクションに上がってきたこどもたちや、体験のお友達もいたので、集合時は少し緊張気味の子たちもいました。それでも、リーダーと出会い、友だちと会話をする中で少しずつ笑顔がでてきました。移動のバスの中では、みんなで自己紹介をしたり、歌を歌ったりしながら過ごし、グループでやりとりをする中でどんどん打ち解けていきました。
現地に着くと、まずはみんなで仲良くなるためのゲームをしました。グループごとにテーマに合わせて並び替える「ラインナップ」をし、背の高さや、手の大きさなど、グループで協力して早く並び替えていきました。その後は、「輪ゴムじゃんけん」をしました。違うグループのお友達とじゃんけんをし、勝ったら輪ゴムをもらえ、たくさん輪ゴムを集めたグループの勝ちです。いろいろなグループの友だちとじゃんけんをしていき、小学生セクションみんなが混ざり合って楽しみました。
昼食のあとは、お待ちかねのネイチャーゲームです。今回は「ネイチャービンゴ」に挑戦！「石に名前をつけよう」「リーダーの手よりも大きい葉っぱを見つけよう」「いい匂いのもの」「木や葉っぱで顔を作ろう」「グループのお気に入り」など、五感を使ってクリアするものばかりです。グループのみんなと、広い所内を歩き回りながら、「見て！見つけたよ！」「これ、ハートの形に見えるよね！」など、発見を共有し、ビンゴを進めていきました。「グループのお気に入り」では、生き物を見つけたり、グループで名前を決めた石を見つけたり、顔に見える葉っぱを見つけたり、グループだけの「お気に入り」を見つけて教えてくれました。
ビンゴのあとは、グループの時間です。秘密基地づくりをしたり、お気に入りの棒を集めたり、鬼ごっこをしたり、それぞれのグループが思い思いのことをして遊びました。気持ちのいい天気の中、お友達と一緒に思いっきり体を動かし、自然を満喫できた１日となりました。
【担当ディレクターより】
２０２３年度が始まりました。新１年生になったお友だちも、大きくなった喜びをもって活動に参加をしてくれました。はじめに、「野外活動を、どんな場所にしたい？」「みんなが楽しくすごすために、何ができるかな？」ということを、グループで考える時間を持ちました。こどもたちからは、「困っているお友だちを助ける」「友だちに優しくする」など、いろいろな意見が出てきました。YMCAの野外活動では「自分がされて嬉しいことをしよう」という約束を、大切にしています。その思いを、YMCAで過ごすとき、学校や家で過ごすときも、心のなかに入れておいてね、と話し、活動をスタートしました。
野外活動は、月に１度の活動です。その活動の中に、たくさんの出会いと学びがあり、自然と人とつながっていく場所になるよう、リーダーたちは願い、活動をしていきます。こどもたちにとって、野外活動が「自分の居場所」と思える場所になるよう、最善を尽くしていきます。この１年、こどもたちのたくさんの挑戦と笑顔に出会えるのを楽しみにしています。
担当ディレクター：市川愛
