（ご報告）感染拡大事例もなく、サマーキャンプ全てを無事終えることができました。

2022-09-04

みなさん、こんにちは。8月28日をもちまして、

2022年度のサマーキャンプ全てを

無事終えることができましたので、ご報告いたします。

対策が功を奏し、クラスター発生事例はありません。

　「コロナ以来、はじめての行動制限のない夏」。これが今年の世間の合言葉でした。しかしながらそれに相反して、夏に向かってコロナの陽性者は、かつてないほどに増加しておりました。そんな状況下でYMCAせとうちは、過去２年間の体験を踏まえて、「今年の夏も陽性者が減ることはないであろう」と予想しておりました。それゆえに、昨シーズンの冬より、抗原検査の陰性確認を指導者のみならず、参加者のみなさんに課させていただき、募集を行わさせていただきました。

　このことで安心感が増えたのでしょう（アンケートでもそのような意見をたくさんいただきました）、今年の募集は全てのキャンプが早々と定員を満たしました。結果、多くの方にキャンセル待ちをお願いせざるを得ない状況となりました。コロナ以前であれば、キャンプ場と交渉し、リーダーをアレンジし、定員を増やしてキャンプを実施してきておりましたが、コロナ感染拡大の時代の只中では、難しくなっています。

　改めて振り返ってみると、最も参加者が多かったのは2011年のことでした。この年は、実に740名の参加者がおりました。その後、豪雨災害やコロナ禍の影響があり、①遠くには行けない（徳島や沖縄のキャンプはこの間休止しています）こと、②感染拡大を避けるために密を避けることなど多くの行動制限を課すことなどの要因があり、キャンプ数ならびに参加定員を絞り続けてきました。そのような経過をたどり、今年は全キャンプ全体の定員合計は630名となりました。参加者ならびにリーダーの命の安全を確保するためには、必要不可欠な処置と受け止めています。それでも過去２年はコロナの影響があまりにも大きく、多くの方々が宿泊キャンプへの参加を躊躇する状況がありました。

　そんな中で、今回早期に定員を満たすことができたのは、「こんなコロナの時だからこそ、こどもの育ちを止めてはいけない」という保護者のみなさんと私たちの思いが響き合ったからにほかありません。

　しかしながら、7月上旬の急激な陽性者の増加や、「体調不良の方々には、無理せずキャンセルしていただく」というYMCAの基本方針もあり、結果的には多くの方が参加不能となりました。その結果、最終的な参加者は、397名となりました。過去2年間と比較すれば、飛躍的な増加ではありますが、定員と比較すると233名の減少となり、経済的ダメージも少なからず継続意中です。

　ただ、対策に関しては手応えを感じています。このような形で実施すれば、冬も夏のような形で実施できるであろうと感染対策を確信しています。今回の知見を活かして、冬の宿泊キャンプには、これまでの感染対策に加えて「看護師の同行」を計画しています。

　いずれにしても送り出してくださるご家族のご理解とご協力がなければ、今回の結果には結びつくことはなかったかと想うと、感謝に絶えません。

本当にありがとうございました。

冬のキャンプも、どうぞよろしくお願いします。

冬キャンプ特設ホームページ
キャンプの詳しい内容はこちらからご確認ください。
https://shiratori51.wixsite.com/ymca-setouchi-camp