1月の野外活動は、建部町B&G海洋センターへ行き、お正月遊びをしました。この日は厳しい寒さが予想されていましたが、外に出るとポカポカ暖かく、走ると少し暑くなるくらいのお天気に恵まれました。今回は、今年度初めて、男女混合グループでの活動です。
集合時、いつもと違うグループに、少し緊張気味のこどもたち。それでも、友だちやリーダーと話をする中で、少しずつ緊張がほぐれていきました。バスに乗って現地まで移動し、礼拝の後はみんなで仲良くなるゲームをしました。グループで協力し、たくさん走ってたくさん笑ったあとは、いよいよお正月遊びです。
今回のお正月遊びの種類は4つです。グループ対抗カルタ大会・巨大だるま落とし、巨大ふくわらい・凧あげの4つの遊びを、グループで回っていきます。カルタ大会は、二人ずつ代表者が出てきて、札をとっていきます。同じグループの友だちが札を取ると、みんなで喜んだり応援したりして、大盛りあがりでした。巨大だるま落としは、外で行いました。自分の背より高いだるまを大きなハンマーで抜いていきます。なかなか力がいるので、みんな思いっきりハンマーを振り抜き、これもまた大盛りあがり!かなり難易度が高く、なかなか成功しません。序盤でハンマーが壊れるというハプニングもありましたが、こどもたちは順番に何度も楽しんでいました。
巨大ふくわらいは、グループで協力して大きな顔に顔のパーツを置いていきます。一人が目隠しをし、周りのみんなが「もうちょっと右!」「行きすぎ!」「そこそこ!上手ー!」とアドバイスをしながら、顔を完成させていきます。みんなの協力で、上手に顔が置けたところは大喜び!グループの距離がぐっと縮まる時間でした。最後は、凧あげです。午前中は凧作りをし、それぞれが思い思いの絵を書いて凧を完成させたら、午後からは凧あげです。いつもなら風がビュービュー吹いている河川敷だそうですが、この日は風が全くなく、こどもたちはひたすら走る走る!!走ると、凧はよく飛ぶのでみんな大興奮です。糸を全部出して高くあげている子もいました。凧あげの後はみんなで鬼ごっこやかくれんぼをして遊ぶグループもあり、最後までグループでの時間を楽しみました。
お正月遊びをからだ全体で楽しんだ1日。終わる頃には、男の子女の子関係なく、グループみんなで楽しむ姿が見られ、友だちとの距離がぐっと縮まった1日となりました。
【担当ディレクターより】
1月の野外活動は、今年度初めての男女混合グループでした。はじめは少し距離があった男の子と女の子ですが、お正月遊びを通して、協力したり、応援したり、一緒に喜んだり、励ましたりする中で関係性が深まっていくのを感じました。この日は、礼拝の中でピンクシャツデーについて話をしました。男の子・女の子関係なく、困っている人や、苦しんでいる人に寄り添える人であってほしい。悲しみは半分に、喜びは倍にできる。そんなつながりが増えれば、世界はきっと平和で満たされる。野外活動を通して、そのようなコミュニティができればと願っています。来月は、ピンクシャツデーのプログラムです。こどもたちとともに、いじめについて向き合い、考える時間となれば幸いです。
担当スタッフ:市川愛