野外活動友の会10月例会「テントでお泊まりキャンプをしよう!」
日時:2025年10月18-19日(土-日)
場所:倉敷市自然の家(倉敷市児島由加)
参加者:46名  リーダー:14名  スタッフ:3名

朝晩の冷え込みが一段と増し、季節の変わり目を感じるようになりました。10月の野外活動は、お泊まり形式で実施しました。今回は倉敷市自然の家に集合し、1年生から6年生までのメンバーがテントを設営して寝泊まりを行いました。
集合はお昼過ぎ。到着するとすぐにグループごとにテント設営を開始しました。立てる前には「どんなことに気をつけるといいか」「うまく立てるコツは何か」を全体で確認してからスタート。夏のキャンプで経験したメンバーも多く、声をかけ合いながらわいわいと楽しそうに設営を進めていました。


1日目の夜は体育館に集まり、「秋の野外活動運動会」を開催。司会進行は隊長リーダーのボーンリーダーです。赤組と青組に分かれて4つの種目で競い合いました。「勝ち負けがあるからこそ、いろんな感情が生まれる」「リーダーたちがまず本気で盛り上げよう」との思いで、リーダーたちも全力参加!笑いあり涙ありの熱戦となりました。運動会のあとは、リーダーたちによるキャンドルライトの演出。幻想的な雰囲気に包まれ、1日目の夜が静かに終わりました。



2日目の朝はあいにくの雨。冷え込みも強く、少し肌寒い朝でした。朝食は自分たちでホットサンド作り。温かいサンドを頬張ったあとは、テントの片付けです。雨の中での撤収は思うようにいかず、どのグループも苦戦しながらも協力してやり遂げました。

お昼の野外調理ではカレーうどん作りに挑戦。火おこしに苦戦するグループもありましたが、リーダーと一緒に工夫しながら取り組み、どの班も無事に完成。雨も上がり、個性豊かなカレーうどんが並びました。


【担当ディレクターより】
毎年10月に行っている宿泊プログラム、今月もたくさんのご参加をありがとうございました。
YMCAのプログラムの特徴は、少人数グループで活動を行うことです。野外活動でもキャンプでも、そのねらいは「グループワーク」だと考えています。テント設営や運動会、お風呂の時間や野外調理など、プログラムの中に関係を育むきっかけが散りばめられています。
今回の運動会では、リーダーたちが「勝ち負け」をテーマにプログラムを考えました。結果よりも大切なのは、その中で生まれる感情の共有や、仲間との関わりを通して得られる気づきです。
何かの経験が、誰かとの経験になるとき、こどもたちにとっての「発見」が生まれます。いつもとは違う宿泊という形で行った今月の活動を通して、こどもたちもリーダーたちも、それぞれに新しい発見をしてくれていたら嬉しく思います。
プログラムディレクター:難波(ホルモン)
				


