写真絵本製作ワークショップのご報告

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大人のみなさんを対象にした新たなプログラムとして、写真を撮影して絵本を作るワークショップを実施しました。
このプログラムの講師は写真家の森本二太郎さんと、「つづきの絵本屋」代表で絵本専門士の都築照代さん。
岡山はもとより東京、長野、富山、広島、香川など日本各地から14名の方が集まってくださいました。

期 日:2025年1月29日〜30日
場 所:倉敷市自然の家
講 師:2名(森本二太郎さん、都築照代さん)
参加者:14名

【1日目】
まずはみなさんが集まって、緊張をほぐして前向きな気持ちでこのプログラムに参加できるように、アイスブレイクを行いました。
新しい集団に入っていくことは、少なからず緊張するもの。簡単な自己紹介をしたり1対1でゲームをしたりしました。

その後、都築さんから「絵本作り」の講座を、森本さんから「写真撮影の視点」の講座をしていただきました。
参加者のみなさんは、じっとお話に耳を傾けたりメモを取ったりしながら聞いていました。

午後からは、撮影場所となる倉敷市自然の家の中を歩いて回りました。ほとんどの方にとって自然の家は初めての場所。
自然に目を向けてもらえるようにネイチャーゲームをしながら散策しました。
参加者のみなさんは、どこで、どんな写真を撮ろうかとイメージしながら歩きました。

そしていよいよ撮影の時間。
先ほど歩いた場所を、もう一度初めから歩いて撮影場所を探す方。
イメージにあった場所を見つけて撮影する方。
自分の作りたいストーリーに合わせて撮影をする方。
一人ひとりが自分のやり方で、自分のやりやすいやり方で撮影をしていきました。

日が暮れて辺りが暗くなり始めると、撮影を終えて研修室に集まり、今度はそれをプリントしたり、ストーリーを考えたりする時間になりました。

今回の夕食は、自然の家自慢の「すき焼き」でした。
それぞれのご家庭で、すき焼きの食べ方が違うことも新しい気づきでした。

夕食後は懇親会をして楽しいおしゃべりの時間を予定していましたが、どの方も写真のプリントをして並べて俯瞰したり、ストーリーを考えたり、
プリントした写真を絵本のページに並べたりと、絵本製作に取り組んでいたため、懇親会はお預けになりました。

【2日目】
昼食後には完成した作品を発表することになっているため、早い方は起床後、午前6時30分ごろから研修室で写真のプリントを初めていました。
一方で同じ頃、自然の家を出発して、由加神社の参拝に出かける方々もいました。

朝食後からの3時間は、どの方も自分の作品に向き合い、完成を目指しました。
会場の研修室は、ほとんど話し声が聞こえず、黙々と作業をしている緊張感(?)が漂っていました。

昼食後、いよいよ作品発表の時間。
一人4分の持ち時間で、作品を読んだり背景を説明したりしました。
感心したのは、どの作品も「オチ」が考えられていたことです。
最後のページを読むと、会場に「クスッ」という笑いや、「どっ!」という笑いが起き、午前中の緊張感とは違うリラックスした雰囲気の中で
発表が行われました。

最後に講師の都築さんと森本さんから講評をいただき、今回のワークショップを修了しました。

普段とは違う感性を磨く時間でした。
2日間リラックスして楽しい時間が過ごせました。
2日間で作品ができるなんて!
自分の作品というお土産ができて嬉しい!

などの声をいただきました。

来年、第2回目も実施したいと考えています。
今回ご参加できなかった方も、次回はぜひ一緒に楽しみましょう!

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