野外活動友の会２月例会「頭島を探検しよう！」
日 程：２０２４年２月１１日（日）
場 所：頭島（備前市日生諸島）
参加者：４７名 リーダー：２０名 スタッフ：２名
野外活動２月例会は、備前市の日生諸島のひとつ、「頭島」へ行きました。
島を探検する、ということで、こどもたちのテンションは朝からとても高く、島に渡ることを楽しみにしながらバスで移動していきます。
途中、島から島へ渡る大きな橋にさしかかると、こどもたちは大興奮！
「あれが頭島かな〜？」「あれは鹿久居島だよ。その先が頭島！」
と、リーダーに教えてもらいながら、島に到着しました。
今回は、グループごとに島の地図（ほとんど何も書いていないもの）を渡され、自由に島を探検し、見つけたものやとっておきのものを
地図に自由に描いていき、自分たちだけのオリジナルマップ作りをしました。
道もほとんど書いていないので、
「あっちいってみよう！」
「ここは通れるかな？」
「ここは人のお家だ〜！引き返そう！」
などと、こどもたちで相談しながら、いろんなところを探検していきました。
途中海水浴場があったり、展望台があったり、不思議なボーリングのピンを見つけたり・・・
島には不思議がいっぱいでした。
島の人とお話をしたり、
「すいませーん！ボーリングはどこですか〜！？」
と聞いてみたり。優しい島の方たちともふれあいながら、どんどん探検していきます。
そして、もうひとつのミッションとして、「二人のもあいリーダーを探せ！」ということもありました。
島の中のどこかにいるもあいリーダー（上の写真のたぬきの横のもあいリーダー）を探して歩きましたが、ひとつは見つかっても、
もう一つがなかなか見つかりません。
見つけたグループは数グループだけでしたが、喜んで隊長のもあいリーダーに報告をしてくれました。
道に迷いながらも、いろいろなところを探検し、貝殻やシーグラスを見つけたり、拾った棒で遊んだり、
砂浜で遊んだり、グループだけのとっておきの場所で思いっきり遊び尽くした１日。
お友だちとの仲も、よりぐっと深まった１日となりました。
【担当ディレクターより】
今年度の活動も残り２回となり、この１年でこどもたちとリーダーの関係性もより深くなっていることを感じます。
今回は、グループごとに相談をしながら島を探検していきました。
あっちへ行きたい、こっちへ行きたい、という思いをそれぞれが伝えあい、相談して一つの道を決めていきます。
仲が深まっているからこそ、多少のぶつかりあいもあります。
しかし、その中から、誰かの意見を尊重したり、自分の意見をきちんと言葉で伝えたりする経験をしていきます。
この日は、礼拝の中でピンクシャツデーのお話をしました。
誰か一人が輪の中から迷いでてしまっても、その一人を見捨てることなく、その人のことを思い、大切にし、
見つかるまで探し続ける。
同じように、いじめを受けて、つらくて一人ぼっちに感じている人がいたら、寄り添える人になりたいね。
そのようにこどもたちと話しました。
野外活動の中でも、こどもたちが友達のことを思い、行動をしている場面にたくさん出会います。
こどもたち一人ひとりの中に、そのような種がまかれ、自分の日常の生活の中に出ていったときに、
人のことを思って行動することができれば、平和は創られると信じています。
今年度は残り１回。最後まで、こどもたちとともに、そのような時間を積み重ねていけたら嬉しいです。
担当ディレクター：市川愛（ジャミリーダー）
