アドベンチャーキッズ10月例会「野外料理をしよう」
場所：南川自然の家
メンバー：46名 リーダー：16名 スタッフ：2名
10月のアドベンチャーキッズは、南川自然の家に行き、野外料理をしました。
秋晴れの気持ちの良いお天気に恵まれ、集合時から「何を作るんかな？」「野菜切るんよな！」と、料理を楽しみにしているこどもたち。
バスの中でも、楽しいおしゃべりが止まらず、にぎやかに過ごしました。
南川自然の家に到着し、隊長のリーダーから料理の説明を聞きました。
この日のメニューは、「秋の味覚たっぷりの豚汁」と、「スイートポテト」です！
今回は2グループずつペアになって、調理をします。自己紹介をしたグループから、それぞれ役割を決めていきます。
野菜の皮を剥いたり、包丁で切ったりする人や、薪を割って、火起こしをする人など、グループの中で決まった役割をそれぞれが一生懸命
作業していきます。
薪がなかなか割れず苦戦する子、上手にトントン包丁を使って野菜を切る子、枝を集めて火起こしをする子、玉ねぎに泣かされちゃう子、などなど、
いろいろな場所で、おしゃべりをしながら料理をしていきます。
グループごとに出来上がった豚汁を見て、歓声があがります。
「わ〜！早く食べたい！」
「おかわりしてもいい？」
「ぼくが切ったにんじんあるかなあ？」
など、お鍋をみて早く食べたい！という気持ちが膨らんできます。
いただきますをして、パクっと一口食べたこどもたちは、
「おいしい！」
と、何度もおかわりをしていました。用意した豚汁は、どのグループも全部食べきり、お腹いっぱいで大満足でした！
豚汁を食べたあとは、みんなのリーダーが作ってくれたスイートポテトを、起こした火で焼いていきます。
少し焦げ目がついたらできあがり。甘くて美味しいスイートポテトができました。
食べたあとは、みんなでお片付けです。
お鍋を洗ったり、ゴミを集めたり、燃やした薪の跡を掃いたり、できることを力を合わせて最後まで行いました。
その後は、グループの時間です。広場で鬼ごっこをするグループ、探検に行くグループ、川で遊ぶグループなど、思い思いのことをして
楽しみました。
気持ちの良い秋の日、お腹も心も大満足の1日となりました。
【担当ディレクターより】
今回は、学年の違うグループがペアになって野外料理をしました。
料理をする中で、こどもたちの様々な姿を見ることができました。
大きい学年の子達が、小さい学年の子達に教える姿、小さい子が大きい子について歩いていく姿、ちょっと難しいことは、
自分たちが進んでやろうとする年長の子たちの姿。
「一緒に」何かをする、ということを通して、
「自分たちが良ければいい」
というところから、
「みんなが良くなるために」
という思いに変わっていきます。
普段はリーダーの近くにいる小さい学年の子達も、自然にお兄さんお姉さんのところに近づいていき、
同じように挑戦している姿は、アドベンチャーキッズらしい、温かいこどもたちの姿でした。
秋になり、今年度の野外活動も折り返しになりました。
こどもたちの関係性は、どんどん深まりを見せていきます。
来月以降も、こどもたちの色々な顔を見られるのを楽しみにしています。
担当ディレクター：市川愛（ジャミリーダー）
