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活動報告
(1日目:川遊び)
夏休み最後の楽しみのデイキャンプに集まってくれたたくさんのこどもたち!緊張を感じている子、お友達に出会えて嬉しい笑顔を見せてくれる子。そんな姿を間近で見ると、こちらもワクワクが増す嬉しい時間となりました。
初日は、国立吉備青少年自然の家の敷地の中にある川で、ライフジャケットを着ての川遊び。川底の石には苔が生えていて滑りやすいのですが、重心を低くして歩いたり、転ぶことがわかるから初めから座って移動したりと自分はどうしたら動きやすいかを考えて進むこどもたちでした。群れになって泳ぐ魚を見つけて捕まえたり、トンボやトカゲを見つけたり、ライフジャケットの浮力を信じぷかーっと川に浮かんでみたり。それぞれのこどもが自分の楽しみたいことに目を向け、心を寄せて遊びつくす1日目となりました。
(2日目:水遊び)
朝、自分たちからグループのリーダーに駆けよる姿に、昨日の楽しさがあふれ出ています。止まらないおしゃべりは1日続いていました。フェリーにバスが乗るドキドキ感を味わいながら、前島啓明学舎に到着。午前中は、虫取り、鬼ごっこ、トカゲ探し、かくれんぼなどを楽しみました。
昼食後、いよいよ水遊びの始まりです。「色水遊び」ではペットボトルのふたの裏に好きな色の絵の具を絞り、ふたを閉めてシェイクしたら出来上がる様子を楽しんでいました。お友だちと作った色を混ぜて色の変化を楽しむ姿も見られました。「ダイラタンシー」は片栗粉と水を混ぜて作ります。持つと流れ落ちるけど、置いておくと固くなる不思議さを味わっていました。「ウォータースライダー」は、水で濡らしたブルーシートの上を滑ります、みんなで列になり滑ったり、しばらく寝転がってみたり、水から離れたくない気持ちが伝わってくる遊びとなっていました。 あっという間の1日を終えて帰るバスの中で、楽しかったことを上げだすときりがない、という様子と、全部楽しかったと言ってくれる思いに胸が熱くなりました。
担当スタッフよりメッセージ
夏休み、あっという間に終わったと感じているのはこどもたちでしょうか。それとも大人でしょうか。
7月半ばから始まった夏のキャンプは、この「さんさんデイキャンプ」で終わりを告げました、コロナ感染症の増加が際立った今年の夏でしたが、私たちの感染予防の取り組みを理解し、こどもたちの自然の中で実体験を大切に思い参加を決めてくださったこと、心から感謝いたします。
日帰りであれ、お泊りであれ、お子さんがキャンプ後たくましくなったという言葉をよく耳にします。知らない友だちや、初めて出会うリーダーたちとともに過ごす時間。自分の思いを伝えなければ、遊びたいならば声をかけなければ、という経験を積むからの言葉ではと思います。参加してくれたこどもだけがたくましくなるのであはりません。実はこどもと関わり、楽しいことも、うまくいかないことも、喜びも悲しみも経験するリーダーたちもこの夏を終え、確実にたくましくなっているのです。いくつかのキャンプに行くことにより、誰一人同じではないこどもたちと、真剣に向き合う楽しく密度の濃い時間を重ねたことは、リーダーたちの経験値を確実に上げてくれています。何より宝の時間となっています。まさに「経験は力」です。
参加してくれるこどもたちがいてくれるから、数多くの経験を積むことができています。ご参加、本当にありがとうございます。
皆様のもとには、近々冬のキャンプのご案内が届きます。出会ったリーダーにぜひまた会いに来てください。YMCAでしかできない経験を積みに来てください。皆様とのつながりが長く続きますように、と願っています。
担当スタッフ:絹田倫子・三ツ橋武志
以下、いくつかのお知らせです。
①宿泊体験が支援募金となる新たな寄附活動プランのお知らせ
感染症感染拡大のなか、安全で家族で過ごせるプランです。
詳しい案内はこちらから。
②9月以降の野外活動(岡山・倉敷・香川)の体験者を募集しています。詳しくはこちらから。