先程、緊急事態宣言の延長が決定され、発表されました。
YMCAせとうちでは、この発表を受けて、以下のように
活動を休止いたします。なにとぞご理解の程、お願いします。
活動一時休止のお知らせ(緊急事態宣言を受けて)
「YMCAは、これからもいのちと暮らしを守るために、
こどもとご家庭に伴走します」
実施予定の活動:FSS(もりのようちえん)・学童保育・こども英語・学研・あけぼの体育教室
上記に関しては、岡山市の運営基準ならびに以下の点に細心の注意を払い運営を行います。
親愛なるみなさん、先程岡山県の緊急事態宣言が延長されました。予想していた事態とはいえ、スタッフ 一同大変心配しています。先月発令された緊急事態宣言下で、みなさんの生活は不自由と不便を余儀なくされたことと思います。私たちの生活はいま、新型コロナウィルス感染の拡大によって大きな影響を受け、こどもから高齢者まで、ストレスを感じています。政府の対策には首を傾げたくなることも多く、特にオリンピックをめぐる迷走ぶりに、閉口しているのは私だけではないはずです。ワクチン接種が出口戦略として取り沙汰されていますが、それとてインド株の拡大などの要素を考慮すると、未だ疑問を払拭することはできません。
生物学者の福岡伸一さんは以下のように述べています。「ウイルスは自然の一部なのでこれに打ち勝つとか撲滅するなんてことは絶対にできない。だから、自分の免疫システムが最高のワクチンなのです。自分の免疫システムとウイルスとのあいだに動的な平衡状態ができて、せめぎ合いがある程度おさまるような状態、つまり新型コロナウイルスがインフルエンザと同じように、ある種の季節性の風邪のように受容できるような時点に、何年後かには必ず達する。それは5年から10年かかると思います。短兵急に何かやろうとすると、必ずそれに対するリベンジが起きて、変異型が出、「ワクチンを早く打たなきゃいけない」みたいになってしまう。だから今のコロナ禍と言われている状況は、人間がつくり出したある種人災的な側面があると思います。」こどものワクチンの治験が終わっていない今、この状態は、この先しばらく続くのであろうと思います。
そのような中で、YMCAはできるだけ工夫しながら「こどもたちの日常生活を守り続けることが大切である」と考えています。特に、一定期間を自宅で過ごすよう指導されているこどもたちにとって、のびのびと活動する機会が制限されることは、その心と体の成長に少なからず影響を及ぼすことと思います。ただ、全国ならびに県下の感染拡大の様子を見ると、状況は予断を許さない状態であり、この緊急事態宣言延長は、今後の感染拡大を見据えると妥当な判断であると思います。
そこで、YMCAでは、この宣言を受けて、一部の活動を除いたすべての活動を6月20日まで休止させていただきます。ただし、大きな状況の変化に伴い、対応が変更になる場合がありますので、ご注意ください。
なお、昨年おかやま親子応援プロジェクトを実施した仲間に、山陽新聞社さんも加わっていただき「KOTOMO基金」を立ち上げました。孤立するこどもや親子へのアウトリーチを支えるとともに、支援者連携の仕組みづくりを進めていきます。詳細は追ってお知らせしますが、是非ともよろしくお願いします。