当日の動画は、こちらをご覧ください。
●日 程:11月24日(火)19時〜21時
河津 泉(かわづ いずみ)
ノートルダム清心女子大学在学時より、ボラ ンティアやまちづくりの活動に従事。
大学職員、 NPO の中間支援組織などの仕事を経て、
現在はチャリティーサンタの理事を務め、家庭におけ る思い出支援や、
社会参画を広げる活動に携わる。
当日のグラフィックレコードです(by たはらまきこさん)
サンタ活動、コロナに負けたくない 生活苦しい子らに贈り物寄付など募る(20.11.27.朝日新聞)
クリスマスに合わせ、生活が苦しい家庭や闘病中の子どもたちにプレゼントを贈ろうという取り組みが広がっている。今年はコロナ禍でニーズが高まっているといい、ボランティアや寄付なども募っている。
NPO法人「チャリティーサンタ」では、家庭環境が困難な子どもたちを対象に、絵本などを届けている。10月から、すでに1200件ほどの申し込みがあった。4割近くの家庭が「コロナの影響で生活が苦しくなった」と回答しているという。
「『日々の生活で精いっぱい』や『医療従事者で休みがない』など悲痛な声もある」と同法人の代表理事、清輔(きよすけ)夏輝さん(36)。サンタ姿のボランティアが直接訪問することもあるため、コロナ禍で活動を実施するか悩んだが、訪問を希望する声は多かった。そこで、マスクや手袋の着用といった対策を強化したうえで、今年も訪問活動は継続する。清輔さんは「学校に行けなかったり、外で遊べなかったり、今年は子どもたちがたくさんの我慢をしてきた。少しでも楽しい時間になれば」。
定期的な食品の配送や見守り支援を行う各地の団体が参加する「こども宅食応援団」でも、「クリスマスならではの思い出を」と、特別仕様の配送の準備を進めている。通常の食品と一緒に、企業などから寄付されたおもちゃやお菓子のプレゼントを届けることが多い。
今年4月以降、「こども宅食」を実施する団体が約3倍に急増。「密の場面を作らず、食事の支援ができる」として参入が増えているという。同団体の広報担当、新海舞さんは「クリスマスだからこそ、家族の食卓を楽しみ、華やいだ気持ちを感じてほしい」と話す。
一方、サンタから子どもたちへの「手紙」を公開したのは「日本・フィンランドサンタクロース協会」。同協会では毎年、子どもたちからサンタへの手紙を募り、一番多くの手紙が集まった地域へ、サンタを招く活動をしている。今年はコロナ禍でサンタの招致ができなくなったが、せめてメッセージを子どもたちに贈りたいと公開。コロナ禍でつらい思いをする子どもたちに心寄せる内容だ。