【香川】アドベンチャーキッズ1月例会のご報告

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 2024年最初のアドベンチャーキッズも楽しい一日になりました。実施場所は、東京ドーム約20個分もの広さがある「公渕森林公園」。午前中は、広い芝生広場で「鬼ごっこ」や「あんたがたどこさ」などのゲームを全員で楽しみました。全体プログラムを満喫した後、グループごとに秘密基地作りへと出発!さぁ、どんな秘密基地ができるのでしょうか。

 各グループの秘密基地を順々に探していくと、森の中や池のほとりなど、いろいろな場所に秘密基地が。「秘密基地だから、他のグループにはここにいるって絶対に教えないでね」と本格的な隠れ家にするグループもあれば、「ねぇねぇ、見ていって!」と他のグループのお友だちを招待するグループもありました。グループごとに、秘密基地でお昼ご飯も食べ、お友だち同士の仲も深まっていったようです。
 活動の終わりに、それぞれのグループの秘密基地を絵に書いて紹介をし合いました。お互いに「自分の秘密基地が一番」と言いつつ、他のグループの秘密基地にも興味津々。1月とは思えないほど、ぽかぽかとした気候の中で楽しい一日を過ごすことができました。

プログラムチーフ:藤澤 りん花(ぶぅちゃんリーダー)

 フランスの哲学者エドガール・モランは「あらゆる人生は不確実性という大海を航海すること」と述べています。アドベンチャーキッズを行っている際にも、毎月同じことが起こることはありません。グループタイムにおいて、「秘密基地作り」は定番であり、人気のあるプログラムです。しかし、作られる秘密基地は毎回違い、同じものは二つとありません。だからこそ、何度やっても楽しいプログラムになるのだと思います。また、秘密基地には「答え」や「正解」もないため、それぞれのイメージを共有していく作業が行われます。その過程の中で、新たな価値観が生まれたり、友だちの違った一面が見られるのです。
 「人生の不確実性という大海」は、出会いや環境によって、大きく左右するものです。しかし、どのような大海だとしても、そこを航海する上で、「友だちをつくること」「自分の思いを伝えること」「相手の考えを聞くこと」といった大切なことが、大きく変わることはありません。秘密基地作りに限らず、アドベンチャーキッズでは今後も「友だちやリーダーとの交わり」を通じて、「今まで気づかなかった自分」や「新たな価値観」に出会うことのできる活動を行なっていきます。2024年もどうぞ、よろしくお願いいたします。プログラムディレクター:有安 紀

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