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少しの緊張感をもちながら朝集まってくれるこどもたちも、バスに乗って友だちと話をし始めると心の扉が開きます。段々と笑顔が見られるようになり、1日を楽しみに思う様子が伝わってきます。お弁当前の少しの時間、グループで探検をしたり、「だるまさんがころんだ」や「はないちもんめ」などをして遊び、友だちの存在を感じ、共に遊ぶ楽しさを味わっていきます。
昼食後はいよいよ「フィンガーペインティング」。まずはグループごとに旗を作りました。赤黄緑の三色の指絵の具を使い、手形をつけたり、ぬたくりを楽しんだりして、それぞれの色合いや柄の旗が出来あがりました。次にリーダーたちに布で作った服を着てもらい、カラフルに彩っていきます。手につけた指絵の具を服にペタペタつけ、模様にし、それぞれのグループの特別な服が完成。同じ活動を楽しむことで、グループの友達との繋がりが生まれ、その後お話をしたり、一緒に遊んだりと関わりが深まっていきました。
帰宅時には雨となりましたが、ヒサシから落ちる雨粒を手のひらにのせてみたり、わざとその雨粒の下に立ち、頭に雨を当ててみたりと、雨とも親しむこどもたちでした。
【担当ディレクターより】
今回は、フィンガーペインティングを楽しんできました。自分の手に色がつくことに抵抗があるこどもたちも、リーダーがしてみる、周りのお友達がしている、そんな姿を見ると、自分もしてみようと言う気持ちを芽生えさせていきます。まずは人差し指に。続いて、指の先何本かに。そして、最後は手のひら全体に。普段感じることのない触感を楽しみだしたら、こどもたちのやってみたい、やってみようの気持ちが花開いていきます。ともに楽しむ友だちがいて、その姿を喜ぶリーダーがいる空間には、温かい心の通い合いと、優しい気持ちのやり取りが見られます。
こどもたちとリーダーたちとが笑顔で、声を掛け合いながらあそぶ姿を見られることは何より嬉しい時間です。たくさんの学生リーダーがこどもたちとの時間を楽しみたいと集まってくれる理由はそこにあると思っています。来月もぜひ活動にご参加ください。お待ちしています。
担当:三ツ橋 武志・絹田 倫子