野外活動友の会(岡山・小学生)、4月例会の報告

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 2022年度の活動が始まりました。ひとつ学年が大きくなり、新しい生活に喜びを感じているこどもたち。新たな1年の期待を象徴するように、よく晴れた、ぽかぽか陽気の気持ちのよい天気に恵まれました。日差しは暑いくらいでしたが、木陰に入るとひんやり気持ちよく、まさに野外活動日和な1日でした。

 今月は、吉備中央町にある国立吉備青少年自然の家に行きました。今回は体験のお友だちが19名も来てくれて、リーダーも合わせて82名のにぎやかな活動となりました。集合のときは少し緊張気味でしたが、プログラムが始まると徐々にリーダーや雰囲気に慣れ、笑顔で過ごす姿がたくさん見られました。

 最初にみんなでゲームをする時間を持ち、たくさん体を動かして心も体もほぐしたあと、みんなで「春のポイントハイク&地図作り」に挑戦!地図を見ながらポイントに立っているリーダーを探し、リーダーからミッションをもらいます。「リーダーより背の高い枝をさがせ!」「黄色い花を見つけよう!」など、グループで協力していろんなものを探してシールを集めていきました。その他に、グループだけのスペシャルな物を見つけて地図に書き込んでいきました。かえるや栗をみつけたり、虫のたまごを見つけたり、風がないのにゆらゆら揺れる葉っぱを見つけたり、それぞれ様々なものを書き込み、地図がどんどんにぎやかになっていきました。 

 昼食を食べ、午後はグループの時間です。グループで何をするか相談し、それぞれが行きたい場所へ移動しました。ポイントハイクの続きをしに探検に行くグループや、鬼ごっこをするグループ、グループだけの秘密の場所を見つけて基地作りをするグループなど、思い思いの遊びを楽しみ、帰ってきたときの満足そうな笑顔は最高でした。高学年と低学年のグループが一緒に遊んだり、グループを超えて関わって遊ぶ姿もたくさん見られました。きれいな青空の下で、お友だちとともに思いきり楽しめた1日となりました。

【担当ディレクターより】 
 新年度が始まりました。今月は、初めての出会いがたくさんある1日となりました。新1年生になったお友だち、体験で来てくれたお友だち。半数以上が初めて小学生の野外活動に仲間入りしました。活動のはじめに、「1年間、みんなで楽しく過ごすためにはどうしたらいいかな?」「どんな場所にしたいかな?」ということを話し合いました。「楽しい場所にしたい!」「みんなの名前を呼べるようになりたい」「やさしい気持ちで友だちと遊びたい」など、こどもたちからはいろいろな意見がでてきました。「自分がされて嬉しいことを人にもしよう」ということをみんなで話してから活動をはじめました。
 こどもたちは名前をお互いに聞きあい、呼びあったり、高学年が低学年のお友だちを気にかける姿を見て、とても嬉しく思いました。
 ここでしか出会うことのできない仲間たちとのつながりも野外活動の魅力のひとつです。ここが、「自分の居場所」と思える場所になれば幸いです。
 今年度も、さまざまな体験を通して、自然と、こどもと、リーダーたちのつながりを深められる居場所となるよう最善の努力をつくします。
                            担当スタッフ:市川愛

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