春のデイキャンプのご報告

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 桜満開の中行われたデイキャンプ。道中で、利用した施設で本当にきれいな桜をたくさん目にすることができ、春が来たこととを喜び、この季節ならではの景色を嬉しく思う2日間でした。

 1日目は、この4月からYMCAせとうちが運営に携わる「倉敷市自然の家」で、染物に挑戦しました。グループで、持参した玉ねぎの皮を集めてネットに入れ、沸き立つお湯の中に入れておくと、赤茶色のような色に変わってきます。こどもたちは、布バックに絵を描き、輪ゴムで何か所かを縛り、水に浸します。色のことが気になるこどもたちは、何度も玉ねぎの皮を炊いている側にきて色の確認。よく色が出たお湯に袋を浸し20分ぐらい待てば出来上がります。ゴムをとれば縛っていたところ以外は良く染まり、模様が際立っていました。どんな使い方をしてもらえるバックとなることでしょう。思い出しながら使うことを楽しんでください。

 2日目は、たくさんの満開の桜が出迎えてくれる三徳園で、春探しビンゴを楽しみました。見つけたものをじっくり見られるルーペを首から下げて「きらきらしたもの」「鳥の鳴き声」「穴の開いたはっぱ」などを探し友だちと見せ合いながらビンゴを完成させていきます。それぞれの感性で自然に向き合い発見を楽しむ時間となりました。

 昼食後はグループで何をしたいかを決め、力いっぱい遊び、友だちやリーダーとともに過ごす時間を楽しんでいました。秘密基地づくり、かくれんぼ、鬼ごっこ…こどもたちの楽しむ声が山に広場に響き渡っていました。

ディレクターの所感です。

 1月初旬以来、久しぶりに行われたキャンプにたくさんのこどもたちが参加してくれたことは、本当に喜ばしいことでありました。キャンプをはじめ、活動を行えない時間が長く続き、こどもたちに会えない寂しさを抱える日々でした。そんな思いを吹き飛ばす、こどもたちのパワフルな姿を見られることが、よりうれしい2日間となりました。

 新年度を迎え、お子様たちは新しい学年での毎日を楽しみにしていることと思います。感染防止に取り組みながらも、いま私たちは当たり前の日常を生きています。しかし世界に目を向けると、生きることがいつ脅かされるかわからない毎日を過ごし、明日に希望を見いだせない人たちがいることを覚えています。恐怖を感じ生きる時間の終わりを、人々に笑顔を、そして世界の平和をみんなで強く願いましょう。                                                                     スタッフ:三ツ橋武志  絹田倫子

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