感染拡大してきましたが、
本日からも通常通りの保育活動を実施します。
第6波対策で重視すべきは空気感染対策です。実は、最近の研究では、コロナ感染の大部分は空気感染によるもので、唾液などを介した飛沫感染の役割は小さいことが分かっています。つまり有効な対策は換気でなのです。
エアロゾルの大きさは、1マイクロメートル以下(1マイクロメートルは1ミリメートルの1000分の1)で、咳や会話だけでなく、普通の呼吸を通じて排出されます。このような小さなエアロゾルは、一旦、放出されると空中を長時間にわたり浮遊し、閉鎖空間であれば、徐々に室内に蓄積するそうです。
一方、唾液や咳を介して放出される飛沫の大きさは数百マイクロメートルもあり、放出されても、20センチ程度以内ですぐに地面に落下します。こうなると、もはや接触しない限り、感染しません。これまで、コロナは飛沫により感染すると考えられており、6フィート(約1.8 メートル)の肉体的距離を保つことが推奨されてきました。ところが、エアロゾルによる空気感染は、肉体的な距離をとっても抑制できないのです。
つまり、屋内空間であれば、飲食店も会社・学校・交通機関も感染リスクは変わらないのです。日本政府が飲食店を特別視したのは、大声で話し、飛沫が飛ぶからですが、そのリスクは既に科学的に否定されているのです。わたしたちも、最新の研究をベースにコロナ対策を見直しています。YMCAでも、これまでの対策に加えて、換気を「空気の入れ替え」と読み替え、より科学的知見に基づいた、対策を行っていきます。
アフタースクールの送迎時の換気については以下の対策を講じます。
冬場だからこそ、各活動時には効果的換気(空気交換)を行います。
効果的な換気には、『風の入口』、『風の通り道』、『風の出口』を確保することが重要ですが、窓が1つしかなく廊下や別室に繋がる扉は閉めたままという部屋の場合、1つの窓を開けただけでは換気はうまくできません。窓が1つしかない部屋の場合は、扇風機を活用することで効果的な換気を行うことができます。
窓が1つしかない部屋の換気をシミュレーション
効果的な換気ができる「扇風機を窓の近くに置き、窓の方に送風」した場合と、 「扇風機なしで窓開けのみ」の場合を比較動画です。
シミュレーション結果
室内の空気が80%入れ替わる時間を比較すると、
「扇風機を窓の近くに置き、窓の方に送風」した方が、
「扇風機なしで窓開けのみ」に比べて、
約25倍早いのです。
みなさんのご家庭でも、実践してみてください。
以下のページより引用させていただいています。ありがとうございました。
そして、今一度基本に戻って対策を徹底します。
みなさんよろしくお願いします。