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夏休みが終わり、2学期最初のアドベンチャーキッズの活動は、香川用水記念公園で今年最後の水遊びをしました。2ヶ月振りに会うこどもたちは、少し大きくなり、よりたくましくなっていました。少し緊張しながらも、友達やリーダーと会うとすぐに楽しそうな笑い声が聞こえてきます。
まずはグループの時間。鬼ごっこをしたり、公園内を探検して、「水遊びのときはここで遊ぼう!」とすでに決めているグループもありました。公園内にはとんぼやコオロギ、バッタなど、秋の虫たちもたくさんいて、こどもたちは目をキラキラさせて虫採りを楽しみました。
午後からはお待ちかねの水遊び。公園内には人工の川が流れていて、上流の滝に打たれて遊んだり、下流のじゃぶじゃぶ池で遊んだり、きれいな石を見つけて集めたり、グループごとに思い思いの場所で遊びました。吹く風はすっかり秋の風でしたが、水はそれほど冷たくなく、全グループが約2時間、めいっぱい水遊びを楽しんでいました。おそらく今年最後の水遊びを満喫した1日でした。
アドベンチャーキッズは、年少さんから小学6年生までのこどもたちがいます。毎月参加し共に時間を過ごすことで、上学年のこどもが幼児のこどもたちを気にかけたり、同じグループの6年生が1年生の手を引いて遊んだり、高学年のグループがみんなの着替えのためにテントを立ててくれたりする姿が見られました。異年齢が同じ活動するからこそ見られるこどもたちの姿があり、その成長をみるたびに、リーダーたちは毎回感動させられます。
今回こどもたちとの礼拝の中でもお話をさせていただきましたが、今世界中の人々が今まで経験したことのない「コロナ禍」という状況の中に立たされています。世界中の人たちの中に不安や恐れがあり、時に殺伐とした状況になることもあります。そのような中で、私たちが一番忘れてならないことは、人を「思いやる」気持ちです。こどもたちが自然に行動で示してくれているように、まわりにいる人のことを思い、行動をすることが、これからの未来を明るく照らす光になります。そしてその輪が世界中につながっていくことを願っています。
今年の夏休みは、コロナの影響もあり、香川のみなさんには十分な本物体験の機会を提供することができず、リーダー一同申し訳なく想っています。これから徐々にではありますが、感染防止対策に配慮しながら、アドベンチャーキッズならびに冬・春のキャンプの活動を充実させていく予定です。今後ともどうぞよろしくお願いします。