ハチ高原スキーキャンプAのご報告

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12月28日~30日の日程で、兵庫県養父市にあるハチ高原スキー場で、ハチ高原スキーキャンプAを実施しました。今回は、岡山・香川・福山・姫路からたくさんのこどもたちが来てくれて、メンバー・リーダー併せて130人という、今年1番大きなキャンプとなりました。

【1日目】

それぞれの場所で集合し、バスでの移動です。初めて出会うリーダーやお友だちに少し緊張気味のこどもたちもいましたが、グループで自己紹介をしたり、みんなでゲームをしたりする中で、少しずつ笑顔や会話が増えていきました。なかなか雪景色にならなかったので、「雪はいつから降るのかな~?」と窓の外の景色も楽しみにしながら過ごしました。スキー場に入ると、一面の雪景色!雪もたくさん降ってきたので、こどもたちも大興奮!「雪だ!早く遊びたい!」「スキー楽しみ!」という声もたくさん聞こえました。

宿舎に入り、お昼ごはんを食べて着替えをしたら、スキーの靴合わせです。初めて履くスキーブーツに少し苦戦する子もいましたが、それが終わったらいよいよ雪遊びです!歩くとズボズボ足が埋まってしまうくらい雪が積もっていて、たっぷりの雪の中で遊ぶことができました。大きな雪だるまを作ったり、斜面を利用してすべり台を作ったり、かまくら作りや雪合戦など、それぞれが思い思いのことをして楽しみました。雪の上に思いっきりダイブしたり、リーダーを雪に埋めたり、雪まみれになってめいっぱいあそびました。

夕食のあとは、低学年と高学年に別れてゲーム大会です。グループを越えていろいろなお友だちやリーダーとたくさん盛り上がって過ごし、あっという間に就寝となりました。

【2日目】

この日は、いよいよスキー講習です!窓の外を見ると、朝から雪がたくさん降っています。期待に胸を膨らませながら朝食を食べ、着替えをしてゲレンデへ集合です。ゲレンデへ行くと、スキーを教えてくれるコーチたちが待っています。開講式を終えると、初心者から経験者まで、それぞれグループに分かれて講習スタートです!

ストレッチや体操を済ませた後、経験者はまずは初級コースで足慣らしです。慣れてきたら、リフトに乗って上のゲレンデや林間コースなど、いろいろなゲレンデを滑っていきます。去年の滑りを思い出しながら、気持ちよく滑っていきました。

初心者のこどもたちは、まずは板に慣れるところから始まります。板を一本履いて滑ってみたり、緩やかな坂で滑ってみたり・・・何度もこけては立ち上がり、諦めずに練習しました。コーチもリーダーも、「上手になってるよ!」としっかり褒めてくれて、こどもたちもやる気アップ!お昼休憩を挟んで、この日は2回講習をしました。

講習後、グループに帰ってくると、スキーの感想のおしゃべりがとまりません。「こけたけど上手になったんよ!」「林間コースでこけなかったんよ!」などと、グループのリーダーにたくさん報告をしてくれました。

スキーの後は、雪遊びです。前日の続きをするグループ、グループを越えて雪合戦やすべり台づくりをするグループ、みんなが入れるおうちを作るグループなど、最後の雪遊びを時間いっぱい楽しみました。

美味しい夕食を食べた後は、リーダーの4年生タイムです。今年卒業する4年生のリーダーたちから、こどもたちに向けて、4年間の思いを込めた劇を贈ってくれました。何年もキャンプに来ているこどもたちの中には、涙を流しながらリーダーたちの言葉を聞いている子もいました。

【3日目】

午前中は、最後のスキー講習です。昨日教えてもらったことを思い出しながら、滑っていきます。上級者の子は、足が揃えられるようになった子もたくさんいました。初級者の子も、たくさんリフトにのっていろんなコースを滑ることができました。初心者の子は、全長3kmの林間コースに挑戦!森の中を楽しんですべってきました。それぞれみんなスキーが上達して帰ってくることができました。あっという間の3日間。最後はお別れが悲しくて泣いている子もいるくらい、友だちとの仲を深めることができ、最高の3日間となりました。

【担当ディレクターより】

このたびはハチ高原スキーキャンプAにご参加くださりありがとうございました。今回のスキーキャンプは、リーダーも合わせて130人という、大きく、にぎやかなキャンプとなりました。

スキーキャンプで過ごす中で、こどもたちはたくさんの経験をしていきます。がんばってもなかなかうまくいかず、何度もこけてくじけそうになること。友だちやリーダーに励まされ、もう一度頑張ろう!と思うこと。何度も挑戦すること。できなかったことができるようになること。そして、1人の成功をみんなで喜び合えること。この3日間の中で、こどもたちの心は大きく動いていきました。誰かの頑張りを認め、励まし、誰かとともに喜び、共にチャレンジをする。そのような経験が、「響き愛の心」が大きくなるきっかけとなったなら幸いです。いろいろな経験をし、成長していくこどもたちと、またスキーキャンプでお会いできるのを楽しみにしています。

担当ディレクター 市川愛・有安紀・難波勇吉

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