【岡山】野外活動友の会(小学生)7月例会のご報告

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野外活動友の会9月例会「川遊び」

日時:2025年9月21日(日)
場所:天神峡(岡山県井原市)
参加者:57名  リーダー:17名  スタッフ:3名

夏休みが明け、久しぶりの野外活動となりました。

今月の活動は井原市にある天神峡で川遊びを行いました。連日夕立があり、前日にも雨予報が出ていたため、実施ができるか直前まで検討していましたが、幸いにも天候に恵まれ、予定どおり活動を行うことができました。

この日は平常時よりも少し水量が増えており、川の流れや水の勢いを感じながらの活動となりました。こどもたちはライフジャケットを着用し、リーダーの安全確認を受けてから川に入ります。膝より上の深さになると足を踏ん張るのも難しく、流れに体を預けるだけでもスリル満点です。ライフジャケットに身を任せてぷかぷかと浮かび、そのまま川を流れていく体験は、普段なかなかできない特別なもの。「ちょっと怖いけど、すごく楽しい!」と笑顔を見せながら、グループの友達と手をつないで流れる姿がとても印象的でした。

川遊びの合間には、川辺で魚を探したり、小石を積み上げて遊んだりと、それぞれが自然の中で思い思いの楽しみ方を見つけていました。透き通った水の中で夢中になって遊ぶこどもたちの姿からは、自然の豊かさを全身で感じ取っていることが伝わってきました。

【プログラムチーフ:ねぎちゃんリーダー】

【担当スタッフより】

連日の酷暑から一転、外遊びにぴったりの気候の中で、9月の活動を実施することができました。報告にもあるように、川の増水を心配していましたが、結果的には水の勢いや自然の力を実感できる、非常に良いコンディションとなりました。
 近年、川遊びでの事故が毎年のように報告されています。その中で今回のように「水の勢いを体で感じること」や「ライフジャケットの着用による安全確保」を体験的に学べたことは大きな意味があります。「危ないから近づかない」のではなく、「安全を確保した上でリスクに向き合う」。これこそが野外活動の教育的価値だと考えています。
 こうした活動は、理解をもって送り出してくださる保護者の皆さま、そしてこどもたちに寄り添い一緒に楽しんでくれるリーダーたちの存在があってこそ成り立っています。今後も安全で楽しい体験を重ねながら、こどもたちと一緒に自然の中で学びを深めていきたいと思います。

プログラムディレクター:難波(ホルモン)

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