野外活動友の会5月例会「魚釣りをしよう」
日時:2025年5月11日(日)
場所:津黒いきものふれあいの里 / 蒜山塩釜養魚センター(真庭市蒜山)
参加者:84名 リーダー:20名 スタッフ:3名

【活動報告】
5月の活動は、学年に応じて2つの会場に分かれて実施しました。
低学年(1〜2年生)は蒜山塩釜養魚センターへ、高学年(3〜6年生)は津黒いきものふれあいの里へ向かい、それぞれの場所でニジマス釣りに挑戦しました。
今回は、全長3メートルを超える長い竿をグループで2本使い、交代しながら魚釣りに取り組みました。リーダーからは事前に、「一人で釣るのではなく、みんなで協力して釣ろう」と伝えており、餌を準備する子、釣れる瞬間に声をかけて応援する子、釣り上げた魚をキャッチする子など、それぞれが自然と役割を見つけ、助け合いながら活動していました。


釣れても釣れなくても、仲間と過ごす時間そのものを楽しんでいる子どもたちの姿が印象的でした。自分の役割を果たそうとする姿や、仲間を気遣う声かけには、大きな成長の芽が感じられました。
釣れた魚はその場で炭火焼きにして、みんなでいただきました。
「自分で釣った魚、おいしい!」「骨まで食べた!」という声とともに、満足そうな笑顔があちこちで見られました。香ばしい匂いとともに、特別な体験になったようです。
振り返りの時間では、「釣れる瞬間がドキドキした」「命を考えることができた」といった声もあり、楽しい体験の中に大切な気づきもあった一日となりました。
魚釣りをしてその魚をいただく経験は、子どもたちの五感を直に刺激してくれる活動であると感じました。


【5月隊長のリーダー:じんべえリーダー】
【担当スタッフより】
「みんなで一緒に釣ろう」というリーダーの声かけから、自然と役割を分担して協力する姿が生まれていました。
竿を握る瞬間だけでなく、待つ時間や応援する時間にも楽しさがある。一人の「楽しい」がみんなの「楽しい」に広がる場面を見ることができました。
自分の役割を大切にしながら、仲間と共に体験をつくり上げる経験は、子どもたちにとって大きな学びになります。
これからも、自然の中での豊かな体験を通して、子どもたちが仲間と支え合いながら成長していけるような活動を続けていきたいと思います。
プログラムディレクター:難波(ホルモン)