地球人キャンプ in 太子のご報告

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地球人キャンプ in 太子

日  程:9月16(土)〜18日(月/休)
場  所:YMCA太子遊びと冒険の森 ASOBO
メンバー:32名 リーダー:11名 スタッフ:2名

9月16日(土)/1日目

 姫路YMCAが管理するキャンプ場、YMCA太子遊びと冒険の森 ASOBOで、4年ぶりに地球人キャンプを実施することができました。
 はじめてキャンプに参加するお友だち、何度もキャンプに来ているお友だち、いろいろな顔ぶれを乗せてバスが出発。バスに揺られながら、お友だちやリーダーたちと楽しい時間を過ごします。キャンプソングを歌ったり、ゲームをしたりしているうちにASOBOの入口に到着。はじめてのASOBOに「うわ〜」と声を上げながら、何をして遊ぶか想像が膨らんでいったようです。
 まず、ASOBOで一番広いメイン広場で、アイスブレイキングのゲームを行いました。手つなぎ鬼をしたり、順番ならべかえゲームをしたりと、リーダーたちの教えてくれるゲームを楽しみました。昼食後、グループごとにテント設営です。「この辺に建てる?」「そっちのポール持ってて!」などと声をかけあいながら、どのグループもテントが建ちました。
 いよいよ、みんなが楽しみにしていたグループタイムです。ASOBOの探検・プールやカヌーなど、思い思いに楽しみました。シャワーで洗体を済ませ、夕食を食べた後は、待ちに待ったキャンプファイヤー!リーダーたちが教えてくれるゲームに歌い、笑い、大盛り上がりのひとときでした。

9月17日(日)/2日目

 2日目も前日に引き続き快晴。どのグループも元気にテントから出てきました。
この日は姫路YMCAのお友だちと合同プログラムで、カレーフェスティバル!グループ対抗で、食材選びのゲームを実施しました。コーヒー牛乳やコーラ、梅昆布茶といった隠し味、チーズやコーンなどの食材を選び、カレー作りスタートです。火を起こし、食材を切り、隠し味を入れます。「美味しいのかな〜?」と言いながら、期待に胸が膨らんでいたようです。そうしているうちに、カレーが完成し始めました。各グループごとに、紹介用のポスターを書いています!また、お店番と食べに行く順番を話し合いました。そして、いよいよカレーフェスティバルスタート!「ビールの入ったカレーって初めて食べたけど、美味しかった!」「チーズおまけしてもらえた!」などと、みんな大喜び!中には、中華丼を作ったグループもありました。どのグループもお鍋の中がからっぽになった頃、中高生のグループのお友だちが作ったピザが到着!「うまそ〜!」と、ピザもあっという間になくなりました。
 午後からはグループタイムです。先日できなかったアーチェリーやポンドスイムをしに行くグループもあれば、姫路のお友だちと枝と軍手を使って野球を興じるグループもありました。また、夜のスタンツファイヤーに向けて、話し合いをするグループもあります。どのグループも、前日出会ったと思えないほど仲良くなっていました。
 この日の夜は、スタンツファイヤーです!前日のキャンプファイヤーと違い、スタンツファイヤーでは、グループごとに出し物や寸劇を考え披露します。クイズ大会・キャンプソングの披露・お笑いなど、どのグループも努力の跡が見られる素敵なスタンツファイヤーになりました。

9月18日(月)/3日目

 キャンプ最終日も青空が広がりました。
 朝食を済ませ、キャンプの撤収を始めていきます。荷物をまとめ、テントや寝袋を干し、最後のグループタイムで何をするか相談をしました。「もうすぐキャンプ終わっちゃうな〜」などと、少しずつキャンプの終わりを意識する声も聞かれ始めました。グループタイムでは、前日までにできなかったことをするグループ、反対に前日までの遊びを発展させていくグループがありました。いずれも仲を深めつつ、最後の時を楽しむ様子が見られました。
 いよいよ、ASOBOを後にする時が近づいてきました。「また、冬のキャンプで会おうな!」「また、ASOBOでキャンプあるかな〜」などと話しています。どのグループも、解散のときまで、キャンプの時間を惜しむように過ごしていました。

プログラムチーフ:藤澤 りん花(ぶぅちゃんリーダー)

「やがて雲は流れて 景色も変わるけれど 何よりもこの場所で きみに会えてよかった」

 YMCAのキャンプでは、いろいろなキャンプソングを歌います。誰もが知っている定番の歌謡曲・振り付けを交えながら雰囲気を盛り上げる曲・言葉の意味もわからない不思議な曲などなど、本当に多くのキャンプソングがあります。では、キャンプではなぜ歌をうたうのでしょうか。
 歌をうたうと楽しい気持ちが生まれ、みんなで声を合わせてうたうと一体感が生まれます。もちろん「みんなで歌うと楽しい」という経験も目的のひとつです。しかし、それだけではなく「この歌詞のような経験をしてもらいたい」というリーダーの思いを伝えるためにうたうこともあります。
 冒頭の言葉は、地球人キャンプで何度もうたったキャンプソングの一節です。この歌では、キャンプの顔ぶれや出来事を自然になぞらえ、「かけがえのない仲間との時間」「別れの淋しさと出会いの喜び」などが書かれています。同じキャンパー・リーダーでキャンプができることは二度とありません。キャンプソングを通じて、「楽しかった」というようなポジティブな出来事だけでなく、「もう戻ることはない時間の尊さ」や「淋しさ」といった少しネガティブな感情も感じることができます。「思い出」とは、そういったポジティブな感情とネガティブな感情が介在しているものではないでしょうか?そんなキャンプでの思い出が、詰まっているのがキャンプソングです。「うまくいかないことがあったとき」「訳もなく淋しくなったとき」、覚えているキャンプソングを口ずさんでみてください。キャンプの思い出が、みなさんを後押ししてくれるものとなっていれば幸いです。
 最後になりましたが、3日間ありがとうございました。ゆったりとしながらも、濃密な時間を過ごすことができました。このキャンプでできた「仲間」と「思い出」を大切に。また、キャンプでお会いできることを楽しみにしています。
キャンプディレクター:有安 紀

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