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【活動報告】
今月の野外活動が実施されたこの日も、きれいな青空が広がり、夏が戻ってきたような晴天に恵まれました。今月は、友愛の丘で、みんなで野外料理をしました。
友愛の丘に到着し、キャンプ場まで移動します。森の中の道をおしゃべりしながらテクテク歩いて行きます。礼拝をしたあと、今日のメニューを発表!「豚汁」と、「焼きリンゴ」を作ります。リーダーから材料や作り方、用具の使い方などの説明を聞き、いざ、調理開始です!
今回は、2グループずつがペアになって料理や火起こしを行います、ペアになったグループのお友だちとリーダーで、まずは役割決めです。火起こし担当の子、野菜を切る担当の子を決めたり順番を決めたりして、それぞれ動いていきます。
火起こし担当のこどもたちは森の中に枝や葉っぱ、松ぼっくりなどを拾いに行き、両手いっぱいに抱えて戻ってきます。高学年は薪割りに挑戦しました。薪の割り方をリーダーに教えてもらい、順番に薪を割っていきます。そして、みんなで用意した木に火をつけようとしますが、すぐに火がつくグループもあれば、なかなかつかないグループもあります。「なんでかなー?もっと木を持ってくるね!」と、こどもたちで考えて試行錯誤を重ねます。みんなで協力し、どのグループも無事に火をつけることができました。
料理チームは、まずは野菜を洗います。今回、豚汁の具は10種類以上!秋の味覚がたくさん入った、具だくさん豚汁です。硬い野菜に苦戦しながらも、みんなで協力して野菜を切りました。高学年の子たちは、「自分たちが硬い野菜を切るから、みんなは切りやすいのを切ってね」と声をかけ、下の学年の子たちに切り方を教えてくれる子もいました。みんなが切った野菜やお肉を鍋に入れ、火にかけて出来上がった豚汁を見て、「おいしそー!」と歓声が上がります。もう一つは、焼きリンゴです。芯をくり抜き、バターと砂糖を入れてアルミホイルでくるんで火の中に入れます。すると、甘くておいしそうな匂いがしてきて、こどもたちも「早くたべたい!」と待ちきれません。豚汁と焼きりんごが完成したところから、ごはんの時間です。「おいしーい!」「おかわり!!」と、作ったものはどのグループも全て食べきり、お腹も心も大満足。いつもは食べない野菜も、みんなと一緒だったら美味しく感じます。秋晴れの1日、みんなと協力して作った豚汁は、こどもたちにとって特別な味だったようです。
【担当ディレクターよりメッセージ】
今回は、2グループがペアになって野外料理をしました。いつもはグループだけで過ごす事が多いのですが、今回は2グループが協力しあって作っていきます。一緒に作業し、青空の下で共にご飯を食べるという時間が、こどもたちの絆を深めていきます。料理が終わったあとのグループの時間のときにも、ペアのグループ同士で一緒に遊ぼうと誘い合って遊ぶ姿や、片付けをしてくれた友達に対して「みんなの片付けをしてくれてありがとう!」とお礼を言いに行く姿が見られました。1日の活動の中で、グループを超えた関係性が生まれているのがよくわかりました。「誰かと一緒に過ごす」「誰かと協力をする」ということに喜びを感じられた1日となったなら幸いです。
担当スタッフ:市川愛