アドベンチャーキッズ(香川)10月例会のご報告

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現在、アドベンチャーキッズの体験者募集中です。

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活動報告 

 10月のアドベンチャーキッズは、気持ちの良い秋晴れの中、男木島に行ってグループごとに島探検をしました。男木島は、高松港から約40分のところにある島で、島内のどこからでも美しい瀬戸内海の景色が見られる島です。
 今月は体験のお友だちも多く、はじめは少し緊張気味の子もいました。アドベンチャーキッズで男木島に行くのは初めてです。「どんな島かな?」「猫がいっぱいいるらしいよ!」などとお話をし、期待に胸を膨らませます。集合してから、今月はフェリーでの移動です。グループごとにフェリーに乗り込み、リーダーたちとお話をしたり景色を見ながら移動しました。
 男木島に着くと、すぐにアート作品が出迎えてくれます。こどもたちは「あれ何かなー?」と、興味津々。礼拝をしてご飯を食べたら、いよいよ島探検です。
 リーダーに地図をもらい、グループごとにどこに行くか決めていきます。大きい学年の子たちは、一番遠い灯台を目指します。緩やかな坂道を歩いて行くと、きれいな海岸が見えてきて、その向こうに白い灯台が見えます。灯台の周りの砂浜には、たくさんのシーグラスや貝殻、流木があり、みんな夢中でお気に入りのものを探していました。灯台に行く途中で、桃太郎伝説の鬼が隠れていたという「ジイの穴」という穴を探しに森に入って行くグループもありました。

 低学年のグループは、島の神社を目指して迷路のような道を進んでいきます。思ったようにたどり着けず、迷いながら進んでいくのも楽しさのひとつ。
道中でいろんなアート作品や、猫を見つけたりしながら進んでいきました。また、島の東側の海岸に行ったグループは、貝殻を集めたり、流木を集めてお家にしたり、島の人と出会ってたくさんお話をしたりするグループもありました。
 それぞれのグループがいろいろな「お気に入り」を見つけて戻ってきたら、最後は「芸術の秋」ということで、それぞれが自分の「お気に入り」を絵に描いて、『自分たちの男木島』という1枚の作品を作り上げていきます。こどもたちは、これも見せたい、あれも伝えたい!と、一生懸命作品を仕上げて行きます。最後にリーダーが、作った作品を全員の前で発表し、みんなに見てもらえて嬉しそうなこどもたちでした。1日、たくさん歩いて探検した男木島からの帰りのフェリーではきれいな夕日も見え、遊び疲れて眠そうなこどもたちもいました。

引率スタッフよりメッセージ  

 今回のプログラムは島探検でした。グループごとに好きな場所へ行き、みんなで見た景色、お気に入りの場所、お気に入りのものをしっかりと目に焼き付けて帰ってきました。お気に入りのものや楽しかったことを、自分だけのものにするのではなく、みんなに伝えたい、みんなで分かち合いたい!という気持ちが、こどもたちの描く絵から伝わってきました。ひとりではなく、「誰かと一緒に」いることの喜びが感じられる1日となったのではないかと思います。自然から得たすてきなものや、島の人達からいただいた優しさは、こどもたちの心のなかでキラキラ輝くものであったと思います。これからも様々な人や自然とつながっていける場所を創っていけるよう最善を尽くしていきます。
                ディレクター:市川愛(ジャミリーダー)

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