報告書のダウンロードはこちらから
蒜山バイブルHPはこちらから。ご家族での利用も可能です。
活動報告
8月13日~15日、蒜山バイブルキャンプ場で「蒜山もりもりキャンプ」を実施しました。今回は、34名のメンバーと13名のリーダーで2泊3日の活動でした。コロナ感染症増加の影響でご心配をおかけしましたが、安全第一を考え、感染予防対策に万全を期して活動を行いました。結果的には3日目に陽性となったお子さんがありましたが、すぐに香川からお迎えに来ていただき、クラスターとはならず、感謝でした。リーダーたちは日頃より柔軟かつ迅速に状況対応できるように訓練を重ねています。そのお陰で、今回もこどもたちの笑顔があふれるキャンプとなりました。
(1日目)
「おはよう」とみんな元気に集合し、換気機能を完備した貸切バスに乗って出発しました。バスではグループのおともだちの名前を覚えたりリーダーと楽しい時間を過ごしました。今回は行きがけに、バイブルキャンプ場の前に近くの「自然牧場公園」に立寄り、そのままそこで過ごしました。
昼食を食べた後は、みんなで仲良くなろうタイム。まねっこゲームの「ぴよぴよさん」と二人組でじゃんけんする「進化じゃんけん」を行いました。お陰で緊張もほぐれ、自分からおともだちに声をかけたり、高学年も踊って歌って楽しむことができました。
みんなで仲良くなった後はグループの時間。「あっちに水が流れている」とリーダーの手を引っ張って教えてくれたり、「一緒にやってもいい?」と他のグループのおともだちと一緒に「だるまさんが転んだ」やかけっこをして芝生の上を走り回って楽しみました。
グループタイム後はバスに乗って、蒜山バイブルキャンプ場へ移動。「いらっしゃい」と笑顔で迎えてくれた施設職員の方々に「3日間お願いします」とみんな元気に挨拶できました。グループごとにお風呂に入り、とってもおいしい夕食を食べました。その後はこの日のメインイベント、キャンプファイヤーを小雨の中で始めました。隊長のリーダーのべっちが火をつけると、空高く5メートルくらいの火柱が立ち上がり、全員「うお~」と大興奮。途中雨が激しくなって中に屋内に移動しましたが、それもまた心に残る一幕だったように思います。楽しい時間を過ごせました。
(2日目)
朝から元気いっぱいであちこちで「おはよう」と声が聞こえてスタートしました。午前中はおまちかねの魚つかみ。「うわ~すごく冷たい~」「ずっと入れないよ~」とまずは冷たい水に「きゃ~、ギャー」と悲鳴が聞こえてきました。そして魚つかみスタート。冷たい水の中をスイスイ泳ぐ魚に悪戦苦闘。「早すぎるよ~」「あっちにいたよ」いつの間にかグループの垣根を越えてみんなで協力する姿がとても素敵でした。最終的には、みんなで力を合わせた結果、全部の魚を捕まえることができました。
捕まえた魚は、おやつの時間にバイブルキャンプの職員の方々に、焼いていただき食べさせていただきました。実は事前にみんなで「命の大切さ」の話し合っておきました。そのこともあってかすべて残さずきれいに食べることができました。「こんなにおいしい魚は初めて」「全部たべたよ~」といいながら、自分たちで協力して捕まえた魚をいただくことができたのです。
夜はお楽しみプログラムということで、まずはサプライズ花火大会を実施。椅子に座って一つ一つの打ち上げ花火や噴火花火などに「お~すげ~」「きれい」と大興奮。そして線香花火をして楽しみました。その時、雲が無くなり、きれいな星が輝いてきました。リーダーと一緒に椅子に座ってみたり、シートに寝っ転がってみたりしながら「プラネタリウムみたい」「家ではみれないね」と時間が止まったように見つめていました。「最高の夏休みだね」「このままずっとみんなといたいな」と最後の夜の楽しさと明日みんなとお別れという寂しさが入り混り、複雑な気持ちになった夜でした。
(3日目)
最終日もみんな元気いっぱい。午前中は3日間お世話になった部屋や廊下などの掃除を済ませた後、最後のグループタイムとなりました。近くの塩釜冷泉に探検に出かけたり、基地づくりをしたり、芝生でおにごっこやかくれんぼに夢中になったりと、それぞれ最後のグループでの時間を楽しく過ごしました。3日間おいしいご飯やお部屋の準備、お風呂の用意などに心を尽くしてくださった施設の方に「ありがとうございました」とお礼の挨拶をし、蒜山バイブルキャンプ場をあとにしました。
そしていよいよ最後のおまちかね「川遊び」です。蒜山の川の特徴は、水温が低いということ。それゆえ、やはり最初足を入れた瞬間には「きゃ~、うおおお~」などの雄たけびがあちらこちらで聞こえてきました。透明感ある川なので、魚や水生昆虫を探したり、ライフジャケットを着用していましたので、川の流れに任せて流れてみたり、小さな滝の水を浴びたりと最後までみんな元気いっぱい楽しみました。
楽しいキャンプでは、豊かな出会いがありますが、それだけに別れがたいもの。解散の時は「また一緒にいこうね」「冬にキャンプに行こうね」とそれぞれ約束していました。3日間天候も心配されましたが、予定したプログラムも無事でき、心に残る3日間になりました。
引率スタッフからのメッセージ
ご参加ありがとうございました。今回は「夏を満喫する3日間」をテーマに実施しました。新型コロナウイルスの影響でこの2年間夏を思いきり感じることができない状況でしたが、今年度は感染予防対策として抗原検査陰性確認を事前に行うことで、なんとかに夏を楽しむ3日間を過ごせました。
私たちリーダーもこの3日間はみなさんと一緒になって楽しみ、夏の思い出に残る3日間になりました。【同じメンバーリーダー全員でキャンプを実施するの最初で最後】だからこそ、思い出に残る3日間にしていきたいとみなさんに話をしました。そのこともあり、笑顔が絶えない日々が過ごせたように感じます。人生においてはたかが3日間かもしれませんが、大人になっても思い出の3日間として心に残ってくれたらいいなと感じます。冬のキャンプ、そしてまた来年この場所に帰ってきてみんなと再会出来るのを楽しみにしています。
ディレクター:三ツ橋武志・市川愛
以下、いくつかのお知らせです。
①宿泊体験が支援募金となる新たな寄附活動プランのお知らせ
感染症感染拡大のなか、安全で家族で過ごせるプランです。
詳しい案内はこちらから。
②9月以降の野外活動(岡山・倉敷・香川)の体験者を募集しています。詳しくはこちらから。