報告書のダウンロードはこちらから
倉敷市自然の家のHPはこちらから。ご家族での利用も可能です。
活動報告
倉敷市自然の家が、倉敷ちびっこキャンプの舞台です。
今回のキャンプは岡山だけでなく、香川のお友だちも参加してくれています。自然の家ではじめまして。キャンプのみんなでじゃんけん大会をしたり、自己紹介をしたりして過ごしました。昼食を済ませた後、お部屋にチェックイン。4月に開所したばかりの施設に入ると「きれい~!!」「2段ベッドだ!!ぼく、2階が良い!!!」などと、興奮気味に話し合う様子が見られました。
午後からは、グループの時間です。このグループタイムでは、お友だちやリーダーと相談しながら何をするか考えます。「虫とりがしたい!」「秘密基地を作ろう!」など、思い思いに話すお友だちもいれば、まだまだ自分の意見を話すことにためらうお友だちも大勢いました。そんなお友だちの心の声を聞くことも、グループのリーダーの大切な役割です!「〇〇ちゃんはやりたいことある?」などと声をかけてみると、少しずつ自分のお思いを伝えてくれるようになりました。とても暑い午後の時間でしたが、滑り台を滑ったり、虫を探したり、どのグループも楽しい時間を過ごす様子が見られました。
大騒ぎのお風呂タイム、ボリューム満点の夕食を食べ終え、みんなが楽しみにしていたキャンプファイヤーの時間です。少し薄暗くなった、自然の家。辺りには虫の鳴く声が響いています。リーダーたちが教えてくれる楽しいゲームやキャンプソングに、みんな大盛り上がり!素敵な夜の思い出ができたのではないでしょうか。
2日目も青空が広がっていました。この日も暑くなりそうです。こどもたちはみんな元気なご様子。朝からキャンプソングを大きな声でうたっていました。朝ご飯を食べた後は、お部屋の片付けです。シーツの回収・ゴミ拾い・荷物の整理、自分のことは自分で頑張ります。自然の家のスタッフの方にもチェックをしてもらい、全グループ合格!さあ、ちびっこキャンプ最後のグループタイムです。
秘密基地づくりの続きをするグループ、池のメダカを一所懸命に捕まえようとするグループ、はたまた他のグループを探してまわるグループもありました。どのグループにも言えることですが、2日目ともなると一人ひとりの表情が違います。前日は多くのお友だちがリーダーを介して話をしていたものが、お互いにコミュニケーションを取り合っています。小さなケンカもしばしば起こりますが仲直りをしながら、また笑いあう様子が見られました。
キャンプ、最後の食事を食べ終えました。自然の家を後にし、渋川海水浴場へと向かいます。1日目から「海で遊ぶのが一番楽しみ!」と話していたお友だちも多く、心なしかテンションも上がっている模様。海水浴場に到着すると「海だー!」と叫ぶお友だちもいました。海での安全について話をし、バディチェックを済ませ、早速海水浴です!グループのリーダーやお友だちと手をつなぎながら、そろりそろりと海に入っていくグループもあれば、いきなりグループのみんなで潜りあうグループもありました。砂浜からリーダーのところまで競争をしたり、リーダーに投げてもらったり、思う存分海水浴を満喫することができました。
帰りのバスは、少しお疲れ気味でしょうか。ウトウトしているお友だちもいます。はたまた、キャンプで過ごす最後の時間ということもあり、お友だちやリーダーとおしゃべりに夢中になっているお友だちも大勢いました。
「キャンプは楽しかった?」とあるお友だちに尋ねてみると「うん!めっちゃ楽しかった!!ぜったいまた来る!!」と話してくれました。リーダーたちも、キャンプでまた会えること楽しみにしています。2日間、本当にありがとうございました。
引率スタッフからのメッセージ
キャンプの中では、秘密基地づくり・キャンプファイヤー・海水浴など、普段できない様々な体験をすることができます。そして逆に、人と出会う・仲良くなる、喧嘩する、仲直りする、といった日常的な体験もあります。
「人生はよろこばせごっこ」
上記は、アンパンマンの作者やなせたかしさんの言葉です。そして、「最大の楽しさは他のひとをよろこばせること」とも言っているのです。キャンプが始まる際に、「自分のことはできるだけ自分でやろう!そして、自分のことができた後、もし友だちが困ってそうだったら、少し手伝ってあげよう!そうすれば、きっとキャンプはとても楽しいものになるよ」と話をしました。これらのことはきっと、日常にも寄与します。キャンプでの非日常体験は、夏の大切な思い出に。キャンプ内の日常体験はこどもたちの成長の後押しになっていれば、幸いです。ぜひ、またキャンプにお越しください。今後も、日常と非日常の織り混ざった経験を通して、よりこどもたちが大きく育つきっかけとなるキャンプを行なっていきたいと思っています。最後になりましたが、2日間ありがとうございました。
担当ディレクター 有安紀
以下、いくつかのお知らせです。
①宿泊体験が支援募金となる新たな寄附活動プランのお知らせ
感染症感染拡大のなか、安全で家族で過ごせるプランです。
詳しい案内はこちらから。
②9月以降の野外活動(岡山・倉敷・香川)の体験者を募集しています。詳しくはこちらから。
③ファミリーキャンプ申込み受付中です。
詳しい案内はこちらから。
夏・秋のキャンプもあります。