8月24日に、グローバルアフタースクールのみんなで瀬戸内市牛窓町のすぐ沖合にある前島のカリヨンハウスへ遠足に行きました。岡山県にまん延防止等重点措置が発出され、こどもたちとも新型コロナウイルスへの予防について再度話をし、共に感染予防に臨んだ上での実施となりました。貸し切りバスがYMCAの前に到着したのが窓から見えた瞬間、「バスがきたよ!」と大興奮。バスの中ではリーダーたちとお話をしたりクイズをしたり楽しく過ごしましたが、海に入るのが初めてのこどもたちもいたので、少々緊張気味の子たちもいました。カリヨンハウスに着くと、まずはSDGsの関連で海のゴミについてのお話をしました。海岸に打ち上げられているゴミを拾った後、このゴミを餌と間違えて食べてしまう生き物がいること、ゴミが自然にかえるまでにどれだけの年月が必要かということを学び、驚きの声をあげていました。話を聞いた上で、自分たちには何ができるかを考えました。「ごみをポイ捨てしないようにする」「今日知ったことを家族やいろんな人に教えてあげる」「学校の自主学習で先生に教えてあげる」などの意見が出て、今目の前にある海をこの先も守っていくため、こどもたちなりに様々な思いを持ってその時間を過ごすことができました。
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昼食を食べてからは、お待ちかねの海遊び!ライフジャケットを着て、海の安全について全員で確認した上で海に入りました。ライフジャケットを着ていると、深いところまで行っても安全です。はじめはおそるおそる入っていたこどもたちも、徐々に慣れてきて、最後には「一番深いところにいるリーダーのところまで行けた!」と嬉しそうに教えてくれました。途中から桟橋の上からの飛び込みに挑戦!リーダーが飛んで見せると、僕も私もと次々にチャレンジ!思い切りジャンプして飛び込む子、ぐるりと回って飛び込む子もいて、だんだんダイナミックになってくるこどもたち。「こわかったけど、頑張ったら楽しかった!」と、何度も飛び込んでいる子もいました。時間いっぱい海遊びをし、帰りは気持ちよく眠っている姿も多く大満足の1日でした。
今回の遠足は感染症対策を徹底した上での実施となりました。何日も前から楽しみにしていたこどもたちの、海で遊ぶ姿や笑顔を見て、「自然の中で過ごす」ということがかけがえのない時間であることに気づかされます。この日知ったことや考えたことを繋いでいき、みんなで楽しんだ海を、自然を守っていく担い手として育ってくれることを願っています。