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今回は、「英語で学ぼう、ジャグリング!」をコンセプトに活動を行いました。今日は運動会で欠席のお友達が多かったので、Youtubeの動画からジャグリングを学ぶこととしました。
まずはアメリカのprofessional juggler であるTaylor Glennさんの動画、続いて日本人のまろさんのサーカス学校の動画を視聴しました。Glennさんは、アメリカンイングリッシュで超早口、なかなか意味がわかりませんでした。まろさんは3ボールカスケードを31のスモールステップに分けて動画作成してくれていたので、みんな着実にマスターすることができました。「昨日までできなかったことが、今日できるようになる」ことは、なんともうれしいことです。それも小さなハードルを少しずつクリアしていくことで可能になることを、今日の活動でみな学ぶことができました。
お弁当の時間に今一度Taylor Glennさんの動画を見直してみると、あら不思議。最初は全くわからなかった英語の意味が、ずいぶん理解できるようになりました。これは自分たちの動作と動画の内容が一致したから。そう、言葉を全部聞き取れなくても、なんとなく断片的にでもわかっていれば、それは胸を張って「わかった」と宣言していいのです。そんなことも合わせて学ぶことができた今日の活動でした。
ジャグリングとは大道芸やサーカスなどで見られる「道具を巧みに操る」芸のことです。ボーリングのピンのような棒を投げる「クラブ」や、箱をくっつけたり挟んだりする「シガーボックス」、2つのお椀がくっついたような形をしたコマを回したり高く投げたりする「ディアボロ」などなど、色々なジャグリングがあります。そして、ジャグリングをする人のことを「ジャグラー」と呼びます。 ジャグリングは見ても楽しいですが、やるともっと楽しいです。 どんな人でも練習すれば必ずできるようになります。 また、技ができた時の達成感は格別です。それは今日のこどもたちの様子をみていてもそう思いました。
ジャグリングの記録として最も古いものは紀元前2000年頃の古代エジプトの王墓の壁画。それには女性らしき人物が複数の球を空中に投げ上げている様子が描かれています。19世紀頃から、欧米では劇場でジャグリングのパフォーマンスが行われるようになり、次第に文化として認知されるようになっていきました。
日本には、奈良時代に中国から伝わったと考えられています。日本の伝承遊びであるお手玉については、聖徳太子が遊んだとされる「石名取玉(ひとなとりだま)」「火取水取玉(ひとりみずとりだま)」という水晶の玉が残っており、これらは東京国立博物館に保存されています。
ジャグリングの完成された技は非常に美しいもの、まさに物を使って自らを表現する芸術です。また、ジャグリングは、場所を選ばないスポーツです。そして、練習を続ける根気、技を行うにあたっての集中力が要求されます。体を動かすことによってそれらの精神力を鍛えるという側面から、多くの国でジャグリングは教育にも採り入れられているのです。
今回みなさんには、ボールを3つプレゼントしました。この道具を使って、どうぞ一生懸命練習してみてください。家族の方々にも勧めて、一緒にやってみるというのも良いとい思います。そしていつかこの技をだれかの前で披露してみたいと考えています。 来週以降、上手になったみなさんとの再会を楽しみにしています。
‘I can do it!’ It was a day that made me feel like that. It was nice to see the children practicing hard and focused.
Right, left, catch, catch.
Right, left, catch, catch …
I heard such voices from all over the room.
We learned juggling from YouTube.
It’s difficult to hear and understand English, but it may be important to imagine what they’re saying.
I would like to see new possibilities for children next week.