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SAG 1月16日活動 インドの生活紹介 by アーシャ

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 思い起こせば3ケ月前、アーシャちゃんのお母さんからいただいたお電話がすべての始まりでした。以来、みんなよりちょっと年上の存在であったアーシャちゃんは、今やなくてならない人となっていました。こんな日々がしばらく続くだろうと高をくくっていたのに、思いの外早い、帰国の意思決定でした。アーシャちゃんのお父さんはインドの人、お母さんは日本の人なので、アーシャちゃんは、いわゆるダブルルーツということになります。世界の垣根が低くなった段階で起きた今回のコロナ禍で、彼女のような存在が果たす役割は大変大きいと思っています。これからも、いい友達でいてくださいね。

 年末にアーシャちゃんの帰国のお話をお聞きし、ぜひともプレゼンをとお願いしたことで、今回の企画は実現しました。きっと多くの時間を発表のために費やしてくれたのだろうなとわかる素晴らしい内容のパワーポイントが事前に手元に届きました。お母さんにも多大なるご協力をいただき、インドのお菓子を手配していただきました。この場を借りてお礼を申し上げます。
 今回アーシャちゃんの発表の前に、イズミンが自身のオーストラリア留学のお話をしました。今を去ること40年前のことなので、状況は全く異なります。当時日本の高校生が留学に来たということは、大ニュースでした。その証拠にその記事が地元紙に大々的に掲載されている現物を目にしたみんなはびっくりしておりました。
 時代は変遷し、今や実際に留学しなくても、インターネットを通して限りなくそれに似た経験ができるようになりました。事実今日、みんなはインドの現実をアーシャちゃんを通して学ぶことができたのです。こどもたちもリーダーたちも、なんだかインドに行ってみたくなる、そんな風に思えるナイスなプレゼンを届けてくださった寺阪さんファミリーに心から感謝しています。
 今回でリアルなアーシャちゃんにお会いできることは、しばらく叶いませんが、今後はネットを通して定期的にインドレポートを配信していただこうと思っています。その時を楽しみにしながら、共にコロナに負けない日々を過ごしましょう。

 今回は、アーシャちゃんの素晴らしいプレゼンのおかげで、いろいろと学びを深めることができました。そこで私も国旗について、いろいろと調べてみました。インドの国旗は、オレンジ、白、緑の3色と、真ん中のマークから構成されています。国旗に使われている3色にはそれぞれ意味があります。まずは一番上のオレンジ。実はこれ、正式には「サフラン色」という色だそうです。この色は、インド人の多くが信仰するヒンドゥー教のこと象徴しています。そして一番下の緑はなんとイスラム教を象徴しているとのこと。この2色の間にあるのが白。これは、上記2宗教の和解の精神と、それ以外の宗教あらわしている色です。つまり、白色は平和の象徴ということですね。中央に描かれているマークは「アショーカ・チャクラ(法輪)」と呼ばれています。これは仏教の法(ダルマ)を意味するものだそうです。
 ところが、この国旗が考案された頃は、この絵にあるように、違うマークが中央に描かれていました。イギリスからの独立をめざしたガンジーの呼びかけにより1931年にこの旗が国民議会で策定されましたが、当時は法輪ではなく糸車(チャルカ)が真ん中に描かれていました。当時、イギリスによる支配に対する抵抗運動が盛んにおこなわれていたインド。そのうちの国産品愛用運動(スワデーシー)では糸車が非常に重要なものでした。糸車は、安価にかつ大量に作られたイギリス製綿製品を買わずに、自分たちの手で糸車から糸を作ることでイギリスの機械文明に対抗しようとする独立への意志を象徴する物だったのです。
 しかし1947年にインドが独立した際、国旗のシンボルは特定の共同体や運動を代表するものであってはならないという考えのもと、糸車の代わりに法輪を配したデザインへと変更されたのだそうです。知らないことを学ぶことはとても楽しいことであると改めて思った一日でした。それにしてもアーシャちゃんの発表は、パソコンやインターネットを駆使した堂々としたもので、インドと日本の教育の違いを感じインドが、とても身近に感じられるようになりました。


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