真備地区 豪雨災害被災者・被災地支援 辻幹雄・鯉沼廣行チャリティコンサートご報告

 YMCAせとうちは、岡山ワイズメンズクラブと共に7月豪雨災害の支援活動を今後2年間継続していくことを決議し、2022年3月までさまざまなプログラムを実施していきます。

 その一環として、「真備に暮らしのぬくもり」を合言葉に、日本キリスト教団・岡山キリスト災害支援室と共に真備地区に開設した「まびくら」を活用し、地域住民の方々の支援活動を計画しています。こどもたちのためには毎週土曜日午前中に本物体験を、大人の方々のためには、月1回のペースで、多彩なゲストをお招きし、心が豊かになるイベントを実施することにしています。

 新年度第2弾の活動として、4月24日、11弦ギターと篠笛のコラボレーションコンサートを実施いたしました。前日の23日、岡山市内の宗忠神社で実施したコンサートに出演してくださった演者お二人の「真備でもコンサートを行いたい」という想いの実現に寄与することができ、望外の喜びでした。当日は雨の降る中でしたが、20人の参加者が集まってくださり、素敵なコラボレーションに魅せられ、豊かな時を過ごしました。

 辻幹雄さんは、世界で3本の指に数えられる11弦ギターの奏者。毎年全国各地でコンサートを実施されておられ、YMCA評議委員長である蔵知晋さん(ワイズメン)と長らく親交があります。鯉沼廣行さんは、その辻さんの親友で、日本の篠笛界のリーディングプレイヤーです。またお二人とも作曲家としても活躍中で、今回のレパートリーにも、共同で作曲された「悲笳の曲」も披露してくださいました。笛吹童子や月の砂漠などおなじみの曲も多く、みなで口ずさみながら、音楽を楽しむことができました。

 終演後、昼食を交えて、歓談の時を持ちました。鯉沼さんの「幼少の頃の神社の縁日でのやさしい横笛職人との出会い」が、今日の自分の原点であったことをお話くださいました。しかも長じて篠笛の名人となった折、この職人と再会し、実は高名な篠笛製作者であったことが判明したという後日談もあり、感動しました。私たちもこの真備での出会いが、こどもたちの人生を決定づけるかもしれないとの想いをいただき、あらためて襟を正してこれからの2年を歩んでいくことを決意いたしました。お二人に心から感謝です。